音楽の喜び フルートとともに

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魂を育てる

2010-06-24 22:07:59 | 哲学

テンニンキク ちょっと、びっくりするような色合い。花芯は茶色、周りの花びらはピンクと黄色。こんな菊もあるんですね。

昨日、S先生がレッスンの後、不思議な話をしておられました。
「幽霊は見たことある?」ときかれるので、
「見たこと無いです。怖いから見たくないし…。生きてる人間でも、怖い人がいて、会いたくない人がいるのに、幽霊なんかとんでもない。」と応えました。

「僕の兄は、去年亡くなったけれど、7年前に死にかけた時に、川が流れてて、その向こうから母が呼んでいたるのが見えたけれど、姉が大声で名前を呼んだから生き返ったと言っていたんだよ。その後からだが不自由になって、『今度は起こさんといて』と、言っていたそうで、今度はかわいがってくれたおじさんが呼んでいると言って亡くなったんだよ。」
「生きている時に、いろんなことを勉強したり、魂を育てることをしていると、死んだ後も、その魂は引き継がれて生きていくのよ。」
「そのときは怖いと思っていても、また違う時もあったりしてね。いろんなことから、勉強して、魂を育てることが大切だよ。」

死後の世界も魂も、幽霊も、あるとも無いとも私は良くわからないけれど、今勉強したり、努力していることが、明日死んでしまうとしても、無駄にはならない。と言う考え方は、生きていく上で、害にはならない。と言うか、有益だな。と思いました。

怖い怖いと避けている人も、自分がその人のある時の一面しか見ていないと言う風に考えると、避けていると、自分から、違う考え方感じ方を知るチャンスを遠ざけているのかもしれない。とも思うし。

音楽も、私が、今ではこんなにクリアーに音色や音程が違うと思うことでも、まだ経験の少ない時の私が聞くと、きっと『何のことをいっているんだろう?』と思うだろうし、もっと達人の人からすると、私にはまだまだ見えていない、聴こえていないことがあると思われるだろうし。こういうことも多分先生が言っている魂を育てると言うことの一つなんだろうなぁ。と思いました。