実家の百日紅(さるすべり)が、満開。今年も良く咲いてくれました。
今日は、母退院の日。
午前中には退院できるということで、迎えに行くと、もう待っていて、「遅いなぁ。」
「先生が、説明してくれるって。」
「外来あるんでしょ。時間がないんじゃない?」
「だって、あんた聞いただけで、私は聞いてないもの。」
結局、ご挨拶に来られただけで、説明時間は取れなかった。
やっぱり、時間が無い。でも、本人は知りたいだろうに。
家に帰ると、父が出かける仕度をしています。
「あれ、帰ってきた。午後からって聞いていたから、迎えに行こうと思って、今用意したのに。」
うーん。本気みたいに見えます。
車を運転しなくなってもう一年以上経つのに。
まあ、いいか。
「午前中だったよ。」
「そうやったか。」
「そうか、もう、帰ってこれたんや。」
父は、上機嫌。
母は、帰ったら、すぐに台所を片付け始め、いつもの低位置に。
「じゃあね。」
「はい。ありがとう。」母、にっこり。ほっとしました。