暴力無しで、教えるのは、本当に難しいです。なぜかというと、この社会は暴力に関して寛容だからです。
暴力は、相手の心や体を傷つける行為のことです。
身体への暴力だけでなく、心も傷つける行為。
例えば、殴る、蹴る、無視する、比較・・・。
暴力の手段は、兵器、性、社会的地位を使ったもの・・・。
暴力が行われる場所は、地域、学校、家庭、社会。国と国。あらゆる場所で暴力が行われています。
暴力を使わないで、教えることは可能でしょうか?
圧力をかけずに、教えること。
ほんのラッキーなひとにぎりを除いて、暴力なしの教育を受けた人はいません。
長いこと私たちは、圧力をかけられて何かを成すということに慣れてきたから。
多数派が、そうだと、そうでない方が狂っているとされるのが世の常。
民主的なやり方。内的なものに働きかけるような教育は、モデルが少ないので、自分から探して学ばなくてはならないのです。
本当に学ぶことができるのは、学ぶ本人が心から学びたいと思った時だけ、先生や、ほかの人にできるのは、影響を与えることだけで、どんな子どもの心も、コントロールすることはできない。ということを知り、常にオープンに学び続けることだけが暴力の少ない教育に近づくことが出来ると思います。
精進しましょう。