土曜日は、I先生のマスタークラス。
何か特別なやり方や、難しいことをするのも、しっかりとした基礎があってのこと。
初めにするのは、ロングトーン。
Ddurのスケールを、1音ずつ。
lentで、4拍伸ばします。クレッシェンド、ディミニュエンドで、ゆっくり音が消えるまで、吹きます。消え終わったら、息をたっぷりとって次の音。
美しい音であること、正しい音程、深く均等なビブラート、大きな音でも、小さな音でも均等なビブラートをかけること。
先生はじっと聞いておられて、1項目でもうまくいってなかったら次の音に進むことはできません。
ビブラートは、場所により使い分ける必要がありますが、まず、均等に吹けること、コントロール出来る状態を作るための練習です。
本当にドキドキします。でも、緊張し過ぎると、上手く吹けません。メンタルのコントロールが、1番大切かもしれません。
リラックスして喉を開いて行うことが、いい音の第一歩です。
あたりまえのことをあたりまえにできるようになること。
その先に全ての技術が、乗るのです。