ローナ・マギーフルートリサイタルに行って来ました。
京都アルティホール
ピアニストは石橋尚子さん。
伊藤公一先生もデュオで出演されます。
丹波橋から近鉄特急
…ではなく急行国際会館行きに乗っていきました。
ロビーにはすでに長蛇の列。
「あぅ!」と手を振ったのは伊藤公一セミナーで一緒だった今田聡美さんでした。
さとみんチャンネル
一緒に聞くことにしました。ラッキー!
プログラムはローナさん自身の言葉で書かれていました。
何を伝えたいのか?がはっきり伝わってきたので抜粋ですが転載してみます。
今回のプログラムは幻想的な要素を共通して取り入れたといいます。
マックス マイヤー オルバースレーベン(1850-1927年)
ファンタジー ソナタop17
フランツ リストに師事したトーン ポエム 第2楽章はシュテンドヒェン(セレナーデ)愛するひとに捧げる愛と優しさのの証の曲 シューベルトのシュテンドヒェンにインスパイアされました。
マデリーン ドリング(1923-1977年)
フルートとオーボエのための三重奏曲
イギリスで生涯をすごしながらラフマニノフ、プーランク、ガーシュインに影響をウケました。
1947年オーボエ奏者のロジャー ロードと結婚。彼のための曲を書くようになりました。
そのような曲の一つで1967年に書かれました。またブーランクの影響が色濃い曲です。
この曲はローナさん伊藤公一先生、石橋尚子さんのトリオで演奏されました。
外山雄三(1931-2023年)
ファンタジー1985.
日本を代表する作曲家のこの曲富久田治彦先生の演奏で聞いてとても感動し取り上げたそうです。
セザール フランク(1822-1890年)
ソナタ イ短調
1886年作曲オルバースレーベンの曲より数年後に作曲。
ヴァイオリン奏者イザイ
に結婚祝いとして贈られました。
愛は。簡単には手に入らない。
第一楽章 深い思索と探求。
激しく衝動的な第二楽章
最も個人的で激動的な「レチタティーヴォとファンタジア」を経て壮大な結婚の鐘が鳴り響く。
フランク自身結婚に両親から反対され彼らと完全に決別。
1848年のパリ革命のさなかようやく教会にたどり着いた。
音楽が人生そのものを語り始めます。
アンコールはアレクサンドル グラズノフ(1865-1936年)
1898年バレエ音楽「ライモンダ」より間奏曲 ローナさん、伊藤公一先生、石橋尚子さんのトリオアンコール。
夢のように美しかった!
ポール タファネル
アレグレット1890年作曲
フィリップ ゴーベール
2つのスケッチよりSur la plaine
後一曲だけと
パラディスのシシリエンヌ
今田さんと帰り道、
「素晴らしかった!」
「しなやかな演奏だったね。」
「シシリエンヌとか何度も吹いたけれどあんなふうに吹いたことなかったわ。もっとていねいに表情豊かに吹けるってわかったよ〜!」興奮して言い合ってました。
ローナ マギーさんの演奏てドビュッシーの「美しい夕暮れ」