高松に行って帰ってきたら咲いていたガーベラ。2年ぶりのご無沙汰でした。「長かったね。待ってたよ。」と声をかけてお水をあげました。本当に愛おしいです。
コンヴェンション二日目の24日11時は、私が時間を間違えたデニス・ブリアコフ公開レッスンでした。
ライネッケのコンチェルトの一楽章と二楽章を二人で、わけての受講でした。
1楽章
演奏を始める前に、この曲はオーケストラがバックであるということを忘れないこと。
そして、チューニングは、曲と同じ吹き方で合わせること。曲で使うAで。
この曲の始まりはどのような雰囲気でしょうか?
楽しく始めます。
フレーズがどこに向かって行くのかを考えること、同じ形のフレーズが繰り返し出てくるときは変化をつけてください。
和声がどうなっているかも考えて。楽譜強弱記号は、書いてある意味を考える。音量のことだけを考えて書いているのではなく、性格が変わることがあります。音色を変える。
ドラマティックに初めて、Pで悲しくなるとか。
モイーズは、2回目の同じメロディのはじまりは強く説得するようにと言っていたそうです。
ヴィヴラートは、最後の音までかける。
骨格の音を把握して吹く。
2楽章
これは、オペラのアリア。泣き虫のイタリアのテノールのように
フレーズはどこで息を抜くか?どこからどこに向かいどこで終わるか?をよく考えて。
レスタティーボは、歌うではなく、語る。ということは、抑揚と変化が必要です。
バロックはノンヴィヴラートですが、これは、ヴァイオリンのようにヴィヴラートをかけて、音が消えてからもかけ続ける。
すべてを書くことはできません。一般的にどの曲にもあたハマるようなところだけを抜き出してみました。それにしても、音一つ一つの意味を考えて、丁寧に音楽を作っていくブリアコフさんの、姿勢がわかるマスタークラスでした。
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