今朝も朝から母の病院通いに付き添って、京都まで。
府立医大といえば、大きくて古くて、暗くてというのは、昔の話し。
小児科は、この通り。パンダや、カエルの椅子。欲しいです。壁だってこの通り。
「全て科がこんな感じでもいいのに。」という私に、
「そんなわけにはいかない。」と母。
そうかなぁ?病院こそ明るくポップにして、つらい病院通いにうるおいを与えるべきなんじゃないかな?
現にほら、眼科の窓から見える鴨川に、待ち時間が、どんなに癒されるか。
サギが来たり、鳶がいたり、散歩中のおじいさん。自転車で駆け抜ける女性がいたり。
ただの病院の壁を見ているよりずっといい。
テレビをおいているところは多いけれど、こういうところこそアートの出番なんじゃないかな。
生命が助かったら、心のパワーとエネルギーを補充する。
文化や芸術は、人が生きている喜びを表現し、そことの共鳴を引き起こすものであってほしい。
そしてそれは、美術館の陳列ケースや、CDの中にただあるのではなく、生活の中で使ってこそ意味があるというもの。
人生は甘美だと、ブッダは涅槃に入ったように、生きていく喜びや、幸せをみんな味わっていいし、そう感じられるように支え、共鳴し合うように、社会を作っていくのは悪くないと、私は思います。
お母さま、お大事に
元気で留守がいい・・・かも。