音楽の喜び フルートとともに

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楽譜の表紙に歴史有り

2014-06-05 21:44:59 | 楽譜

楽譜図書館IMSLPで、楽譜を探していたら表紙のデコレーションがおもしろくなってしまいました。

たとえば、この二つはチンマーマン社1921年(カルクーエレルト ソナタアパッショナート)、エキセントリックな独奏曲を彷彿としません?
それから、コペンハーゲンとレプチック(ドイツ) Wilhelm Hansen, n.d.1900?年(アンダーソン イントロダクションとカプリス)はとっても優雅で繊細な曲線。


パリ Brandus (アンダーソンのバラード妖精の踊り)年代はわかりませんが、アシンメトリーなデザインが新しい。それから、 ロンドン Rudall, Carte & Co., n.d.(アンダーソン la resignation)装飾は控えめに文字が読みやすくなっています。


1894年チンマーマン (アンダーソン 軍隊風アレグロ)デンマークは、西洋史の中央には躍り出ませんが、文化の爛熟期をこの頃迎えていました。デザインも多様です。
次は、 フランクフルト ヨハンアンドレ(ドップラーのファンタジー)ドイツ連邦になっていますが、プロイセン風?


ハンブルクAugust Cranz(ドップラー3つの小品)、この形はこの頃の表紙としては、斬新なデザイン。  ドイツ?スコット(ブリジアルディのリゴレットファンタジー)。グッとシンプルになりました。


背表紙も興味深い。フルートの宣伝を見つけました。
オールドモデル29ポンドとか、書いてあります。絵ですがかなり精巧で、キーの並びがそれぞれに微妙に違って書き分けられていて面白いです。



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