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最強の二人

2014-06-06 22:31:06 | 本・映画など

5月に行った中の島バラ園のばら、もう終わったかな?
これはしのぶれどとコンフィダンス。
四季咲きのバラもありますが、梅雨に入ったお花に雨があたって花びらが散ったり、お辞儀してしまったり、病気になりやすかったり。お手入れも大変です。やっぱり5月~6月上旬までの花が一番です。


飛行機の中で6本も映画を見てしまいました。
その一本が「最強の二人」
昨年公開の映画です。
バリバラで良かったということは見ていたので、いつか見たいと思っていたのでした。

パラグライダーの事故で下半身不随になった大富豪と、スラムの黒人大家族の失業中の男。
自分を憐れむ介護人にうんざりしていた大富豪フィリップが面接で採用したのは、失業保険を得るために不採用になったという証明を取りに来ただけの男ドリス。

ここまで描いていいの?とびっくりしたのは、ドリスが、麻痺したフィリップの足に飲んでいたスープを誤ってこぼす。「ワオ。本当に感じないんだ!」と熱いスプーンを、足につけてみます。それから、ドリスがふと見るとアイロン。アイロンを当てたらどうなるのか?アイロンを掴んで、足に当ててみようとしたところ、他の人が入ってきて中断。

子どものような好奇心。フィリップは特別扱いされることにうんざりしていたので、自然な感情をありのままに表現してくるドリスに友情を感じます。

性の問題もドリスにかかるとストレート。「感じるの?」「耳が」
手紙だけのやり取りをしている女友達に、告白しないというと、「なぜ?」

ドリスのシンプルな質問に、フィリップができないと思い込んでいたことに、疑問が生じ、できるかも、やってみようと、新しい出会いや体験にチャレンジする勇気が生まれていきます。
ドリスもまたフィリップのできることできないこと、感じていること、自分の育った世界と違う世界を知ることで、新しい自分を発見していきます。

この映画は実話だそうです。
障害、生活環境は人生の喜びまで奪うことはない。
一人の人と出会う。心を開いて出会うということは、世界に向かって開かれていき、自分の可能性を開いていくことだということが、この映画には描かれていて見ていると本当に元気が出てきます。ぜひ、一度見てください。



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