音楽の喜び フルートとともに

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絵本と音楽

2014-10-03 07:44:52 | 音楽

ニラは、食べてもおいいしいし、花も楽しめます。Mさんのお庭は美味しい庭です。


昨日はTさんと、絵本に音楽をつける企画の詰めです。
朝からうちで相談。

絵本の音楽なので、画と音楽の雰囲気があっていることが一番です。その上で音楽に言葉を載せること。読み聞かせや、朗読と違うところは、言葉は少なく音楽を聞いている時間が長いこと。

音を聞いている時間に、子どもたちがゆっくり絵を見ながらイメージを広げます。

といっても、一曲丸々聞いているほどの時間はかけられません。
ページをめくって次のシーンにお話を進めなくては。

なので、繰り返しを端折ったり、転調して空気が変わってしまう前に終わって、繋ぐ音を作って、終わりのフレーズを継ぎ足したり、作ったり。

なかなかに大変です。
煮詰まったところで、お昼は、豚生姜焼きキャベツとカイワレのせ、四角豆のソテー、オクラの天ぷら、水なすときゅうり浅漬けみょうが和え、じゃがいも、人参、ごぼう、薄揚げ、ネギの田舎風味噌汁、すだち。

午後は、録音。そして、絵本のセリフを見ながら、聞いてみます。
演奏しながら、こうなっていると思っている音と、実際の音が違うように、音楽の長さも違います。

二人が好きなチャイコフスキーのノットゥルノなどは、だいぶ端折ったと思ったのに、聞いてみて時間を見ると2分30秒はあります。
フォーレ、ドリーのベルスースも長いと思ったけれど短い。
こういう時、Tさんと私の感性はあまりズレがありません。
「長いな。」「うん、長いな。」なんてことで、通じ合ってしまいます。
私が気づかなくても「ちょっと・・・。」とTさんが言いだしたら、聞いてみる価値があります。
言われた視点で聞いてみたら「ああ、そういうことか。」と。
多分、逆もあるんじゃないかな。
こればっかりは、なんとも説明のできないやり取りです。

そんな感じで、午後いっぱいかかってもう一度調製。
何とか完成しました。
「やったー!」といってもまだ曲が決まっただけですが、ここまでTさんのおかげで自信作です。

次は、言葉を読んでくれる人と打合せです。
絵本自体も完成させなくては。
個人練習と合わせもあります。
まだ当分楽しい時間は続きます。




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