高崎山に猿は何頭いると思いますか?
小麦の入ったバケツを飼育員の方が持つと、あっという間に猿だらけ。
A群、B群、C群とあって、これはC群712頭。B群は643頭。A群は、以前は大きかったそうですが、13年前に力をつけすぎたC群に追いやられ、今は餌場を利用しなくなったらしいです。
ベンツという長くボスを務めたサルが亡くなったあと、跡を継いだのがゾロメ。
サルのボスは力が強くてもなれません。子どもたちやメスたちの安全を守り、つまり群れから追い出されず、年を経たサルが年功序列で順位が決まるそうです。
ゾロメはベンツのいた頃のNo2で90歳を過ぎて弱ったベンツを傍らでずっと支えていたそうです。
今は、ゾロメも高齢で、なかなか動きません。
雄猿の順位はどうやって知ると思いますか?
2頭の猿の間に、猿の大好物のピーナッツを置きます。とって食べたほうが順位が上だそうです。
やって見せてくれましたが、低い方の猿は足元に落とされても絶対にとりません。お見事です。
力が強くてもボスにならないのはNo2の方が、毛がふさふさで身体も大きく強いことからもわかります。そして彼も絶対に、ゾロメのピーナツは取らない。
今、話題になっているのは、メスのミルサー、力をそれほどでもないですが、No.1、No.2など上位の覚えめでたく、その力を利用して、オスざるを従えたりするそうです。
猿山初の女帝かと、話題になっていますが、飼育員さんの話では、メスはオスほど明確な順位はないので、多分ボスにはならないということですが、知恵が回ることは回るみたいです。
見ていたら、子ザル同士の喧嘩を飛んでいって一声で引き分けていました。
オスは出て行くけれど、メスは群れで子育てをします。オスはあっちこっちで交尾するので、誰が自分の子どもか知りません。全部の群れの子どもを守ります。
今年生まれた子どもたちは、おっぱいを飲む以外はずっと滑り台とブランコのところで集まって遊んでいます。保育園と飼育員さんは言っていました。
これが、かわいいかった。母親は知らん顔して、食事をしたり休んだりしています。
しかし、餌場から山へ帰るぞっという時になると、みんな母親の胸に抱かれて帰ります。
順位厳しいオス猿の世界ですが、B群に入れば、幹部候補だったサルがC群のメスざるに恋して、順位が最低の16位に落ちながらC群に居続けるオス猿がいたり。
サル達の世界から目を離せず、30分ごとのえさやりを3回も見てしまいました。
人間の観光客たちは餌場の周りに並んで足を広げて立って、えさやりを見ていると、サルが足の下をくぐります。サルが股下をくぐったら、100万円の宝くじが当たったという人がいたらしく、みんなわくわくして、餌場を見ています。
えさやり3回見たら、34頭通ったので、3400万円当たるって・・・宝くじ買わなきゃ!?
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