冬になるとシクラメンが元気です。母が買ってきたシクラメンを寄せ植えしていました。白い方はホワイト、紅色の方は、シューベルトと言うそうです。
昨日は、子育て支援コンサートを依頼されたので、ピアノのSさんと、企画会議。
3才までの子どもと保護者70組。
思いついて子守唄、器楽曲ではなく、みんなが良く知っている歌曲がいいかと思ってSさんと出し合ってみました。
ブラームスの子守唄 眠れ吾子よ
モーツアルトの子守唄 眠れ良い子よ 森や牧場に
シューベルトの子守唄 眠れ 眠れ 母の胸に
後、もう一曲有名な、なんだっけ、あれ?名前が出てこない。
日本の子守唄では、
島原地方の子守唄
五木の子守唄
天満の子守唄
江戸の子守唄
竹田の子守唄
どれも良い曲ばかり。目移りして選べない。
歌曲集をあたっていると、シューベルトの「音楽に寄す」の楽譜を見つけました。
ワルター・アウアーさんが、この夏フルートコンベンションのコンサートのアンコール曲にしていた曲です。
やっぱり良い曲。
音楽の基本は「歌」
子守唄を選んで、深く読み込んで、演奏したいと思います。
11月に入ってから、ずっと休み無しだったけれど、今日はやっと午後から半日お休み。思いついて、小さな裏庭で、一人ランチ。
昨日の夕飯の残りを温めただけ。
野菜の豚そぼろあんかけと、白ご飯、お味噌汁。
家で、フルートを練習していると、音がなるべく外に漏れないように、窓は全部閉めきり。
お天気が良くても、楽譜を読むために電気をつけ、暑すぎるとクーラー。寒すぎるとストーブ。なるべく省エネでと思うと、今頃は、多少寒くても暗くても、我慢のドラキュラ生活。
私にとっては久しぶりの太陽で、今日は、部屋の中より外は暖かく。日差しがきつくて帽子をかぶりました。
ランチの後も、しばらくそこで新聞読んだり、植木を世話したり。ほんの30分ほど。
自分でも意外でした。こんなことでリフレッシュするなんて。
これから、毎日外でもいいかも。
午前中はピアノのSさんと、3月にする子育て支援コンサートの打ち合わせ。
仕事のできる人は、休むのもうまいそうです。
皆さんはどうですか?
バーベナは、クマツヅラ科。美女桜、桜芝、花笠いろいろな名前で呼ばれています。派手な花ではありませんが、愛されているんですね。
昨日、ヘルマンハープのIさん、Tさんとコンサート本番。
主催のYさんは、今はパン教室を経営されていますが、7年ほど教師をされていた時期があり、その時の友人が福島県のJ小学校教師のKさん。
震災以来、何かお手伝いできることはないか?とずっと考えていましたが、なかなか機会に恵まれませんでした。
とても遅くなってしまいましたが、Yさん、パン教室のみなさんのおかげでやっと実現しました。
フルートとヘルマンハープだけでなく、声楽家テノールのNさん、ピアニストのKさん。朗読のMさんの出演。子どもたちの合唱やハーモニカみなさん、そして福島といえば、フラダンスのみなさん、ホールの壁には、絵本作家のTさんの原画、受付、司会、音響、スタッフ大勢のみなさんが全てボランティア。
収益を寄付するだけでなく、コンサートの様子をビデオレターにしてYさんが直接、必要なものとともに小学校にもっていってくださるそうです。
こんな私の演奏でいいのか?とも思いましたが、心を込めて演奏しました。
Yさんが聞いてきた小学校の子どもたちは、元気にしている様子ですが、妹か弟を、妊娠中の母を失くした4年生の子どもが、あの日、「先生、今日だけ泣かせて、明日からは元気にするから。」と先生にすがって、一日泣いていたと聞いて、胸が詰まる思いでした。その子も「みんな一緒やから。」と翌日から元気にやっているそうです。
本当に福島の子どもたちは、がんばっています。被災した人たちみんな良くがんばっています 。
何も大きなことはできないけれど、ずっと、思っています。皆さんのことを思っています。
千日紅が群生しているところがあります。千日紅はイギリスでは、「ひとりもののボタン」というそうです。ポケットにこの花を忍ばせて、恋人に会いに行き、枯れたら相手とうまくいかない。枯れなかったらうまくいく。と占ったそうです。
なんだか、けなげな花ですね。
S先生のレッスン
ドルメルスマンの「オベロンの主題によるグランドファンタジー」
初めのDと、次のBでは調性がちがうので、音が違います。
その小節のESは、低くなりがちなので気をつけて、そしてアクセントなので、ビブラートをかけて、次の小節のDは逆に高くなりがちなので、低めに。
音をイメージしてから出すことが大事です。
旋律を思い描いて、身体を作ってから音を出す。
第二主題はモイーズ先生が、大好きだったそうです。生徒たちに調性を変えて演奏させたりいろいろな練習でよく使われていたそうです。
この曲を演奏しながら、緑の草原をイメージして、そして、人や時代。
自分の目の前だけで演奏しないで、広く遠くまでイメージして、「ぼくは宇宙や、星をイメージすることもあるよ。」
そうか、そういうイメージを持てば、大きな演奏ができるかもしれない。
精進しよう
トウダイグサ科というのがあって、みんなこんなおもしろい形状の花をつけます。
これは、キャットテイル。猫のしっぽのように見えますか?
今日はヘルマンハープのTさん、Iさんと最後の合わせ。
13日13時、菅原生涯学習センター ホールで、ピーターぱんクラブという、手作りパン・お菓子の教室主催のチャリティーコンサートに出演します。
収益の一部が東日本大震災の義援金として寄付されます。
これが、大変。
ヘルマンハープとフルートの楽譜は一枚も市販されていないので、全て一から手作り。
ズラッと縦に張られた弦は、きっちり半音ずつ並んでいて、感覚だけではどれがCか、どれがAかわからないので、みなさん工夫してシールを貼って音名を書いたりなんかされています。
楽譜を弦と胴の間に挟んで弾くので、五線譜でさえありません。長い曲になると、紙を何枚も重ねておいて、引き抜きながら演奏しますが、抜くときに楽譜がずれたらおしまいなので、張ってはがせるシールをここでも何枚も貼ったりして長い曲でも演奏できるようにしています。
消音装置も無いので、指で消すしかありません。
もともと広い場所で演奏するように作られた楽器ではないので、音がフルートに比べると小さい。
私は音を絞って、絞って吹くようにしていますが、それでも、ハープの音を掻き消してしまいます。
オブリガートが旋律を食ってしまうので、本当に気をつけています。
それでも、指や爪で直接引く弦の音は、とても暖かく優しい感じがして、一緒に演奏すると独特の空気が生まれる感じがします。
この空気をたくさんの人に伝えたい。
ペチュニアはナス科、衝羽根朝顔(つくばねあさがお)とも言うそうです。
いろんな会社がたくさんの品種を出しています。これはアマベル イエロースターといいます。
月曜日に心と身体のセミナーに出て、今朝はボーンズ オブ ライフ。
午後から、S先生のレッスン。
今週は盛りだくさんです。
月曜日のセミナーから、
最近心が動いた話をしていて、私はいつも、誰かに必要とされたいと思っていて、どこに行っても、何をしてもそれを目的に働いていることに気がつきました。
する仕事は何でも良い。必要とされる事が一番の目的だから。
そのために、何でもするから、合格点は取れていきますが、仕事の質を上げることが第一目的ではないから、質がそこそこになってしまう。
必要とされたいと思ってがんばって、捨てられると言うような逆説的なことがおこってしまう。
もう一つは、人ともの(仕事、子ども、音楽など)を持っているとき、相手、もの、自分のうち何を見ているか?
自分とものを見ている人、相手とものを見ている人、ものを見ている人、自分、相手、ものを見ている人。自分、相手、ものを見ている人と人によって違います。
自分とものを見ている人は、相手からの情報が入っても、自分とものの持ち方ばかり検討してしまいます。
相手とものを見ている人は、自分の持ち方を検討しなくてはいけない時に、相手の問題にしてしまう。
ものを見ている人は、出来上がった結果が良いか悪いかわかっても、相手も、自分も見ていないので、それが何ゆえに起きたのかがわからない。
相手と、もの、自分を見ている人は、効率的に仕事の能率をあげやすい。
バランスよく全体を見ている人は本当に少ないです。
私は、できあがったものばっかり見ているような気がします。
まだまだ、修行したいと思います。
デュランタには、4種類くらいあります。これは宝塚というそうです。
今日は、子育てサロンの運動会。
幼稚園のお遊戯室を借りて、選手宣誓。
大きな栗の木の下で、鬼のパンツで準備体操。
ボール回し競争。ペットボトルボーリング、はいはいかけっこなどなど。
盛りだくさんの競技を、楽しく安全に進めます。
スタッフの、呼吸が年々どんどんあってきて、なんだかすごいサロンになってきています。
二チーム同時進行の競技や、手遊びとピアノ、よーいドンとゴールテープ。シンクロして動く動きも、担当を決めずとも、ほとんど説明無しで適切な場所にちゃんと動いていきます。
にこやかに、余裕を持って。
失敗も、ありますが、「ごめん、ごめん。」と赦しあって、
いろんな競技をこなすことも大切ですが、この暖かい空気が大切。
そこのところを、私たちのサロンスタッフは、本当に良く理解しています。
今日も笑顔のうちに、終わりました。
この週末、大学の後輩のマンドリンクラブの定期演奏会、クレオ西、西九条にでかけようと、出先の大日から地下鉄に乗ったら、人身事故で駅に停車したまま動かない。
30分そのまま待っていたら、「現場検証のため、お待ちください。」
『こりゃ、だめだ』と、迂回ルート、モノレールに乗り、門真で京阪、京橋からJR環状線に切り替え。残念なことに、着いたときには、1部は終わっていました。
一昨年、部員が集まらず、廃部の危機を迎えたクラブは、何とか建て直し、1.2回生ががんばっていました。そして一人でがんばっていた4回生は、指揮とコンマスを兼ね、八面六臂の活躍の末、最後の定演を迎えました。
創部46年を迎えたクラブの現役たちは、OGの熱い思いを背負って、ほんっとうに大変だったろうと思います。
どんな思いだったか本人に聴いていないのでわかりませんが、自分の時には確かに大変でしたが、期待を背負って、答えようとする充実感、成長する喜びも確かにあったと思います。
苦しい。苦しいけれど、逃げないで苦しんだ分だけ、成長もあったと思いたい。
そして、みんなの期待通りにはいかなかったかもしれないけれど、その足りなかったところを、埋めたいから、未だに音楽を続けているのかもしれない。
到達できなかった何かがあると思うから、追いかけたい。
おかげさまで、未だに、楽しく少しほろ苦いけれど、充実した生活を送っています。
後輩たちのこれからの人生もどうか、幸多かれと願っています。
昨日のコンサートの余韻がまだ残っています。
みんながんばっていました。それぞれに課題も見つけたはず。
私も自分の課題をいろいろ見つけました。
取り組むことがあるのは、幸運です。
人生は壮大なひまつぶし。
フルートを吹いても、吹かなくても、時は過ぎて、年をとって、老いていずれは死んでいきます。
あっちから眺めたり、こっちから触ったり、目に見えない、ほんの少しの動きで、大きな違いがあることを私は知っています。
大きな山を登ったり、華々しい業績を残す人もいるけれど、この一歩にも満たない小さな運動の中に、誰かの願いや、思い、苦しみ、愛、生活があり、呼吸があり、私の中に時空を超えて、その人に響きあうものがあり、そして、目の前にいる誰かの心に響きあう。
私はどこにも行かないし、何かを成し遂げたりもしないけれど、ほんの一瞬、誰かと共感する。
全く、一致するわけなど無く、同じ体験をしているなんて奇跡の話しではなくて、気持ちがわかる。わかるような気がする。
体験も、人格も、時代も、年齢も違う誰かの残した心の軌跡が。
そして、誰かにその気持ちを受け取ってもらえることがある。
こんなおもしろいこと死ぬまで、やめられない。一生わくわくしていられる。
いろいろハプニングはありましたが、無事、コンサート終了しました。
出演していただいた生徒さんたち、川口さん、先生、家族のみなさん、スタッフ、友人のみなさん。
大勢の人たちに支えられたコンサートでした。
本当にありがとうございました。
音楽って本当に楽しい。今夜は感謝とともに…。