音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

ボーンズレッスン

2012-02-15 21:30:55 | レクチャー、マスタークラス

パンジーの咲顔(えがお)。比較的新しい品種です。

今朝は、ボーンズレッスン。
バランスとは、不安や、心配をゼロにすることではなく、安心51%、不安49%、それが、交互に入れ替わること。

光と影は対だから、安心が70%になると、次はひっくりかえります。

不安がないと、思うということは、呆けているのかもしれない。

例えば、人間関係でいうと、相手の気持ちなどわからないのに、相手も喜んでいるとか、悲しんでいるとかわからない。わかったとしても、どれくらい喜んでいるとか、悲しんでいるとか、わかるわけがないのに、よろこんでくれているに違いないと、70%で思ってしまい安心して、呆けていると、次には、人間関係が最悪になっていたりする。
とか、言うことです。

自分の身体でいうと、左右のバランスが悪い。右が強いので、右ばかり使うと、気づいたら、60%の仕事をしている右に、左を引き上げようとすることではなく、必ず、弱い方を、先生にして、左のやっていることに学ぶといいそうです。右を49%にして、左を51%を目指す。

対人関係は、一時に、相手が強い場合、相手を100%、自分を0%、相手が弱い場合、相手が0%、自分100%にすることが、多いけれど、それは、昔ながらの主従関係。
100%の人が相手の責任まで引きうけ、0%の人は寝てしまう。これでは一人でやった方がうまくいきます。

民主的な世の中では、自分を見る率を49%、相手を見る率を51%にすると、うまくいきます。

相手のいる場で自分の方に重心をおくと、必ずやり過ぎる。たくさんではなく、少し我慢と思っていて丁度良いくらいだそうです。

行き過ぎても、それくらいの関係や、身体なら、すぐ気づけます。大きく違ってしまうとわからなくなってしまいます。そして、気づくようになれば、修復も簡単にいくようになります。
その感覚、感性を磨くように手伝うのが、ボーンズレッスンです。

今日も、おもしろかった。


子育てサロン2月

2012-02-14 21:48:26 | 子ども

これは、ビオレットのステラ。ビオラではありません。パンジー類は続々と新品種がでています。

今朝は、子育てサロン。
寒い上に、雨。子どもを連れて出るのは、厳しい日です。
「今日は、誰も来ないかもしれない。」
「そしたら、お茶でも飲んで帰ったらいいねぇ。」と言いあっていたら、10時過ぎから、続々と集まりだし、気づいたら、いつもと同じくらいの子どもたちとお母さん。

まずいピアノで「ぞうさん」「アイアイ」「かくれんぼ」を弾くと、言っておいたら、スタッフのTさんが、コピーを持ってきてくれていました。

Yさんとちょこちょこっと相談。
始まったら「みんな、立ち上がって、せーの!」振り付けがついていました。
本当に優秀なスタッフです。

絵本を読んでくれたSさんは、「おおさむこさむ」と、「おしくらまんじゅう」をする動物やこどもたちを描いた本を借りてくれていて、読んだ後、みんなで、「おおさむこさむ」を歌って、それから、おしくらまんじゅうをしました。

本当にすばらしいスタッフばかりです。

自由参加のサロンですが、やはり傾向としては、年度末の4月までは、リピーターが多く、4月になると新しい子どもたちがやってくるという感じです。

サロンが終わってお帰りの前に、「4月から幼稚園に行くので、3月で卒業なんです。」というお母さんたちが、二人、声をかけてくれました。

二人とも、3人の子どもたちを育てています。一人から始まって、3人目。すっかり落ち着いた良いお母さんぶり。
「さびしいわ。」
「来月も来ます。」と約束してくれました。
サロンを開いて7年が過ぎました。たくさんの、子どもたちとお母さんが卒業していきました。
来月は、思い出に残るサロンにしたいです。


インフルエンザ(A型)

2012-02-13 21:09:44 | Weblog

ブログをお休みしてしまいました。
ごめんなさい。冬恒例のインフルエンザにかかってしまいました。
一回もかかったことがない人もいる(夫)のに、なぜ、毎年かかってしまうのか?

木曜日に身体がだるいなと思い出し、金曜日には鼻ズルズル。まだ、息子がひいたばかりのただの風邪だとがんばっていましたが、夜中に39度越え。
「やってしまった…。」

やっとインフルエンザだと認め、土曜に休日診療所に並びました。10時開始が、9時10分過ぎには10人、開始には、100人ほど並んでいました。
市販薬をいくら飲んでも、インフルだけは、治りません。早く、病院に行きましょう。
寝ながら、火曜日の「子育てサロン」の段取りメールを送ると、「風邪ひいてませんか?」とTさんからの返信・・・鋭い!
見てたのかしら?気遣ってくれる人のいる幸せを感じました。

いつもは、家の事はお任せの夫も、息子も、あまりの惨状に見かねたのか、おかゆを作ってくれたり、湯たんぽいれてくれたり、かいがいしく。
家族への感謝も思い出しました。

リレンザを飲んで、解熱後48時間が感染するそうです。
今日は家で一人ゆっくりし、フルートの練習もゆるゆるできました。
明日のサロンで弾くピアノ伴奏も練習して、もう大丈夫。
ブログも復活!


海住山寺

2012-02-07 21:10:14 | Weblog

日曜日は、両親を連れて、ようやくいつも行っている海住山寺に初詣に行ってきました。

「みかのはら わきてながるる いつみかわ いつみきとてか こいしかるらん」
と、百人一首に詠まれたみかのはらを一望する山の頂上にある海住山寺は、恭仁京に先立つ735年に建立されました。その後消失し、今あるのは1208年、解脱上人貞慶が移り住み、その後整備されたものだそうです。奥の院のある裏から、みかのはらが一望できます。木津川、加茂のあたり。見えるかしら?


重要文化財の平安時代の十一面観音像や、鎌倉時代の四天王像などが安置されていますが、公開されるのは10月の一週間だけ、一回も見たことはありません。

重要文化財の五重塔と、この文殊堂が外からみられるだけです。
知識はないですが、文殊堂のこの扉と、校倉造のような窓が、なんだか、時代を感じさせて良い感じです。


手水鉢の氷も凍っていました。


勉強会&ランチ

2012-02-06 22:27:35 | 音楽

寒さのためにしれていたビオラが、発泡トレーの霜よけと、今日の暖かさのせいで、持ち直しました。この黄色はレモン ブロッチという名前だそうです。ビオラも種類が多く、なかなか見つけられません。

土曜日は、ピアノのSさんに協力してもらって、フルート教室の勉強会&ランチ。

朝、10時に牧野の我が家に集合。
初めはレッスン。
Sさんは、グルックの「精霊の踊り」
長いロングトーンは、ピアノの旋律を聴いて、待っているだけでなく、4分の3拍子を感じていること。特に、音の始まりは、1拍目なので、少し沈みますが、2拍目は次への助走、3拍目はアウフタクトと、同じ音でも性質が違うということを意識して演奏すると、いいですね。

後半部の32分音符は、ゆったりとした曲のアクセントになるように、伸びすぎないように鋭く、厳密に入れたほうがいいでしょう。

次はMさん、ヘンデルのラルゴ。
低音域で吹いた後、高音域で同じ旋律を繰り返します。
どちらも、同じテンションで吹けるように、唇や、身体を柔らかく。
低音域の特にEから下は、音が下がりやすいので、気をつけて。
高音域はF♯への跳躍をスムーズに行えるように、モイーズのソノリテの跳躍の練習の、F♯の段を、やっておくと、いいです。使い方は、F♯シングルタンギング、ダブルタンギング、トリプルタンギングで、4拍やってから、次の音に移るというやり方など、いろいろな方法でやってみましょう。

午後からは、ランチ。
お寿司や、オードブル、お菓子いろいろ用意しました。
ひとしきり食べた後、お楽しみ。
それぞれの持ち寄りの曲を交替で演奏したり、二重奏や、トリオ。
時を忘れて遊びました。
楽しかった。


末っ子アマデウス

2012-02-03 21:08:49 | 音楽

今朝、起きて庭にでたら、植木鉢の土が全て凍結。かわいそうなスイートオレンジや、パンジー、ビオラはしおしおっと、頭をたれてしまいました。しかし、同じ鉢にいながら、このスイートアリッサムや、昨日アップしたノースポールは元気。

今晩は-3℃になるというので、室内に入れられるミニバラや、ガーベラは移動、他の鉢には敷
き藁ならぬ、発泡トレーを土の上にかぶせてみました。
効果あるといいのだけど。

今朝Sさんと合わせ。明日、フルート教室の生徒さんたちと、勉強会&ランチをするので打合せ。
内輪の会ですが、一曲きいてもらおうと、バッハのソナタをしようと合わせてみましたが、合わない。
やっぱり初めてあわす無理か。と何度かあわせたことのあるモーツアルトのソナタK285をすることにしました。
全楽章、二人で通したことがないので、ちょっと打合せ。

モーツアルトって本当に難しい。音程、リズム、方向性。
当たり前のことを当たり前にできていないとすぐばれてしまいます。
ちっともうまくいった気がしない。
それでも、果敢挑戦するのは、やっぱり美しい、それから楽しい。
いたずらっ子の、あまえんぼうの末っ子アマデウスと遊びたいから。
明日が楽しみです。


極寒

2012-02-02 21:34:06 | Weblog

ノースポールは、北極点のことですが、この花の名前です。花がたくさんつくと、半球形になり、北極のように見えるからこの名前がついたそうです。クリサンセマム パルドサムという学名は、沼地の菊というような意味だそうです。
うちのノースポールは、一本だけ、北極点に立つ旗のようです。

児童会に水溜りの氷を持って帰った1年生。部屋には置かないルールだといったら、外の物置の下に隠しました。5時前に、「ほら!」と見せてくれたら、全く融けてなかった。
校庭は氷点下!!

いつもは、5時過ぎても外で遊びたがる子どもたちも、4時半過ぎから、ちらほら部屋で遊びだし、5時前には一人も外にいなくなりました。

寒くなると、チャイコフスキーが似合います。
眠りの森の美女。白鳥の湖。
クールビューティー。氷が似合う美女がたくさん出てきます。
キラキラした氷のような、管楽器。
暖炉のそばの暖かい空気を思わせる弦。
冬の味わい方は、北国の人がよく知っているのだと思います。

寒い寒いとばかり言ってないで、北国の人にならって、冬を味わいたい。


レッスン

2012-02-01 22:16:16 | レクチャー、マスタークラス

12月に植えた葉牡丹の白かもめは寒さのせいか、大きくもならず、でも元気です。

朝は、梅田でレッスン。
モーツアルト ソナタ K.285。
タンギングは、音に合わせて、舌をつく位置が音の出るタイミングではなく、舌を下げて息が管にあたった時が音が出るタイミングなので、それをよく聴いてあわせる練習をすること。
舌つきという表現は、少し違う。
モーツアルトを演奏するときは、舌を少し口内の後ろの方に下げ、息をさえぎらないように、長い息を吐き、それを切っているような感覚。

16分音符で長く動いている時、タンギングをしながらビブラートをかけていないか?ビブラートをかけると、音が切れて聞こえる。

ブリチャルディのローエングリン。
音符を吹くのではなく、何かをイメージして吹く。
意味を考えて。
ピアノが主旋律のところは、オブリガートに徹して旋律が前面に出るように演奏する。

午後から家に帰って、Sさんと19日のプログラム決め。
やっと、決まりました。
モーツアルトのソナタK.285。ローエングリン、ゴーベールのマドリガルと、ベルスース。
後は、子守唄を5曲と、楽しいディズニーの名曲を4曲。

合わせは、やっぱりモーツアルトを練習。
二人で、何回も本番でやっているのですが、やってもやっても、課題が出てきます。
Sさんは何年ぶりかで、先生につくことにしたそうです。
やっぱ、死ぬまで勉強。
音楽の世界は深い。