浄瑠璃寺のお庭にあった、赤い実。
ベリー類かな?と思って調べても出てこない。さんざん探して、赤い実で画像検索。ようやく見つけました。
「名にし負はば 逢坂山の さねかずら 人に知られで くるよしもがな」
百人一首、三条右大臣の歌にでてくる「さねかずら」でした。
逢う坂山、さ寝かずらという名前をもっているのなら、あの人のところに人に知られないで葛をたどっていけないだろうか。
この歌のおかげか、恋のまじないにも使われたそうです。なんともいえない風情です。
今朝は、久しぶりに子育て仲間のGさん、Mさんを招いてお茶しました。
地域の情報交換。子どもたちの進路。お互いの老いてきた両親のこと。
長い年月、支えあってきました。
人生は楽ではありません。これからも、いろいろなことがあるでしょう。
いつでも一緒というわけでもありません。
それでも、時々でも会って、「こんなにたいへんだったんよ。」と一緒に笑える友達がいれば、きっと、なんとかなる。
これからも、きっと。