音楽の喜び フルートとともに

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笠置方面

2013-07-17 22:51:35 | 紀行

連休最終日は、熱を出してから、ますます家から出なくなり、ぼーっとしている父に歩いてもらうために、木津川方面にでかけました。
笠置を過ぎ、野菜の直売所の裏。木津川がゆったり流れています。以前なら率先して川に降りていた父はちょっとのぞいただけ。代わりに夫が降りて流木をひらってきました。


大河原駅近くの、沈下橋「恋路橋」。近くの恋志谷神社にちなんだ名前らしいです。
鎌倉時代醍醐天皇が笠置に避難していたところ、彼を慕う女官が追いかけてきましたが、すれ違いになりそこで自害したそうです。死んでから恋する人たちを守りたいと遺言したとか・・・。
恋が叶う神社だそうです。


車の中から見たところ。細くてなかなかスリルがあります。普段静かで、おとなしく見える夫はハンドルを握ると一転、冒険野郎になります。

父もここでは降りて橋を歩いて渡りました。夫は一人で運転して必要ないのに橋を往復しました。

鮎釣りの人もいます。友鮎と言って、仲間の鮎を見るとあとについて泳ぐ習性を利用して釣るそうです。


父は、何度も「きれいやなぁ」と言って川を見ていました。大成功。


盆踊り 雨天中止

2013-07-16 23:25:54 | Weblog

三連休が終わりました。連休初日は、梅田でレッスンの後、校区の小学校で、夏祭り盆踊り大会のお手伝い。来週選挙で学校が使えないので、今週になりました。
私は、音頭取りさんのお世話係をSさん、Yさんとお手伝い。
みんなは、朝8時半から準備です。私は、そんなことで、午後4時からお手伝いです。

自転車を用意して、4時前に出かけようと思ったら、一転にわかにかき曇り、天が破れたような大雨。
しばらく、少しでも小止みにならないかと、呆然と見ていまいしたが、Sさん、Yさんにメールを送って、中止になったのか聞いてみました。
返事を待っていましたが、来ない。

ガレージにいると、道路に水が溜まってきてきています。
昨年、冠水した所。ロードアップを100mも流された記憶が蘇ってきて、カッパを着て、ロードアップを側溝から引き上げて、玄関の階段の上に避難させました。一瞬でずぶ濡れ。

メールが帰ってきて「予定通り、止みしだいかなぁ~、音頭取りさんもう来られてます。」とSさんから。
「すぐ行きます」と返信。しかし、水深5cm位、滝のように流れています。5分くらい待って、少し小止みになった時に万を持して行きました。

行ってみると、櫓を組み、テントには自治会の模擬店に食材の用意も全て整い、子ども会のお当て物や、ヨーヨー釣りももう整っています。
5時から開催ですが、浴衣を着た子どもたちもたくさん集まってきています。

土砂降りの雨の中、スピーカーで「雷が危険なので、運動場、木の下には、絶対に出ないように、子どもたちは校舎の中で待機してください。」と何度もコミュニティの人が注意しています。
校庭はジュクジュクで、テントの中に居ても、雨の跳ね返りが来るくらいの大雨。

音頭取りさんの待機所になっているコミュニティ会館には、もう3人来られていて、「これは、あきませんねぇ。」と校庭を伺っては、言われるので、ここの係りの責任者のSさんが、「本部に行って聞いてくるわ。」と行ってくれました。

「もう少し待つっていってたわ。」

6時くらいになってようやく中止が決まりました。
模擬店のカレーをスタッフで頂いて、音頭取りさんたちにもカレーやおでんを食べていただいて、あてものやヨーヨーは校舎のなかで、来ていた子どもたちだけに販売して終わり。

音響設備を引き上げ、箱を開けていないビールは販売店に引き取ってもらいます。

私と、Yさんは、音頭取りさんの控え室の後片付け。カレー鍋を引き上げ、お茶を片付け洗い、机を畳、座布団を押し入れに入れ、掃除機をかけておしまい。

みんなは、もっと大変です。お金が集まってきましたが、プラの小さな入れ物は蓋がありますが、中まで雨で、濡れています。
ボンベや、鉄板を洗ったり、テントは翌日朝に片付けます。

「こんな年もあったって、あとになったらいい思い出なるって。」とSさんは、ポジティブです。
音頭取りさんたちも「かわいそうに、スタッフのみなさんも大変でしたね。」と私たちのことを気遣って帰っていかれいました。

私は当日少し来て手伝っただけだけれど、何ヶ月も前から準備して、当日何もかも準備してから、片付けなければならなかったスタッフのみなさんのことを考えると、本当に胸が痛みます。
本当にお疲れ様でした。




調律

2013-07-12 23:33:39 | 音楽

引っ越して、2回目の夏。裏の藤本川に鴨もやってきて、一年一回のブルドーザーでのお掃除も2回目。


2回目の調律もやってきました。


「442HZでいいですか?最近どんどん高くなって、ヴァイオリンの人なんかすごい444HZなんてこともありますが。」
「高いのが流行りの時もあったけど、また戻ってない?いいですよ。うちは442で。」

仕上がった後に、「これでどうですか?」と聞いてくれたので、弾いてもらって聞いてみると、音色が違う音を何音か、見つけてそのことを言うと、古いピアノは、弦の張力にコマが負けてきて、コマが浮き、3本ある弦の一本だけが、ビーンとうねりまったりします。
音程を合わせても、そのうねりが音に交じるので、音色が他の音と合わなくなってくるそうです。

2ミリほどの浮いてしまったコマを、ハンマーで一個、一個叩いて調整してくれましたが、「こうなると、また浮いてきます。全くなくそうとすると、弦を張り替えるしかないですよ。」と言われました。

それから、低音のEのあたりから、また音色が変わります。そのことを聞くと、
「アップライトは、ここ見てください。この音から下は、巻き弦になるんです。巻弦の初めの2音だけ、右の方からきて、ここに断層があるでしょ。この部分に無理があるんです。」
「作った段階で調節しているんですが、やっぱり年とともに、ここの音がまずくなってくるんです。」

「このピアノを始めに調律したSさん。ここに名前がありますよ。この人しってますよ。今、ピアノの配送センターにいて、メチャメチャすごい人ですよ。その人が、このEとEsの音をトントンと、叩いて違和感なく仕上げる神業をもってはるんですよ。」

ピアノのことはよくわからないので、話を聞いていると、とても面白いです。
特に何音か直してもらったけれど、やっぱり何音かはうねっています。
それもこのピアノの個性と思うことにしました。



虫の世界

2013-07-11 21:20:18 | 哲学

父がショートステイで、書いてきた俳句。

春が来て 花咲く春を 待てるかな

咲く花の 春を呼ぶのか 背を伸ばし

「春と直接書かないで、季節を感じさせるのが、いい俳句だよ。」と私に教えてくれた昔の父をどうしても思い出してしまいます。

会話にほとんどついていけなかったり、新しい出来事を覚えていられなくても、父は、春を喜ぶことを忘れていない。そのことが、うれしくもあり、不思議で興味深いです。
人っておもしろい。

虫が嫌いな人が多いので、そういう人には申し訳ない。どうか見ないでください。
諏訪が原公園で写したバッタ。うまく葉に隠れていますが、虫好き次男の目はごまかせません。
キリギリス科 ヤブキリです。綺麗な色だと思いませんか?



ワキグロサツマミノダマシは、美しい緑色の蜘蛛です。8ミリ位の小さな蜘蛛です。どんな芸術作品より繊細で美しいと思うのは、私だけ?


コカブトムシのメス。コカブトムシというだけで、地味なのにメスだと、あのみんなが欲しがるカブトムシの仲間だとは思われません。しかし、この種もレッドリストに乗っています。絶滅危惧種。森に返してきました。たくさん子孫を増やしてくれるといいのに。


ミヤマクワガタは、北海道など、寒いところでも生きている、クワガタにすれば珍しい種類です。木の中ではなく土の中で産卵します。気温や育ち方で、形が変わってくるそうです。ゴツゴツした感じが、古代を感じさせて、ちょっといい感じ。


ヤゴは、トンボの幼体。水の中で育ち、地上に出てきて羽化します。これは、抜け殻。こんなに綺麗に残っているのは初めて見ました。しかも、大きい。もしかしたら、オニヤンマかも。はっきりはわかりません。こんな中からトンボが出てくるなんて、本当にびっくりです。


息子だったおかげで、虫の世界のおもしろさに目覚めました。

図鑑や、教科書の知識ではなく、やっぱり本物を目の当たりにするからでしょうか?色や形の美しさ以上に、生命の持つ不思議さに惹かれます。あらゆる生命と、今この時を共有していることを忘れなければ、人もあまり外れて行かないような気がします。
結局のところ、私たちも同じ生命に違いはないのですから。


セリとアゲハとクワガタと

2013-07-10 23:27:51 | ガーデナー

今日は、病院に父を連れて行き、前立腺の手術をするかどうか、の診断を受けました。手術できると、尿管を外せます。抜いてしまい傷をふやす心配が一つ消えます。
母と淡い希望を抱いていくと、手術する方向でと先生に言われ、一安心。といっても、手術の予約はまだひと月は先。今日は、血液検査をしたり、レントゲンを撮ったり。検査機関を五ヶ所まわりました。
暑い一日でした。

日曜日、夫と、次男で、久しぶりに山城方面の里山にクワガタを探しに行きました。息子たちが小学生の頃までは夏には毎週のように行っていましたが、最近は随分ご無沙汰です。

実は、庭にイタリアンパセリを植えていたたところ、キアゲハの幼虫がたくさん孵っていました。
「鯉が食べるし、川に捨てよう。」というと、「そんな残酷な。」と夫と次男。
植物より、虫派の二人。
「パセリが全滅するからダメ。」と私。
「じゃあ、森に行って虫食用セリをとってこよう。」ということで、幼虫様のために、森へ。
ついでに、クワガタ探し・・・ですが、明らかにこっちが主題。

山城Aポイント。私は、川のそばで紫陽花の写真を撮っていると、「コカブトムシのメス、ゲット!」と懐かしいフレーズで、次男が嬉しそうに帰ってきました。コカブトムシは写真を撮って放します。


B地点は、茶畑も豊かな里山。大きなスズメバチに阻まれながら、「ミヤマクワガタ、ゲットだぜ。」
いくつになっても、男の子はみんな一緒です。


ここは、清流が流れていてい、多分セリの仲間が生えていたので、任務完了。

最後のC地点。ここはよく子どもと夫が、クワガタ探しをしているあいだに、フルートを吹いていた渓谷。山に音が響いて、木枝がそよぐ様子が、音楽といつの間にかシンクロしていたりして特別な場所です。


これはD地点。道路はありますが、車をほとんど見ないところ。青大将やシマヘビが側溝にいる鬱蒼とした森です。


ノコギリクワガタ2匹もゲット。
採集してきたセリは、あまりの暑さにしおれたので、結局夫が近所でアシタバとミニセロりを買ってきてそこに幼虫を移しました。
移住して30分も経った頃、夫が「来て、見て。」と庭から呼ぶので行ってみると、アシナガバチが、幼虫を掴んで団子にしているところ。それからも、入れ替わり立ち代りアシナガバチが。

夜までに幼虫は半分に減り、今日見たら一匹もいません。小さな庭で、大自然の驚異を感じたセリ騒動でした。


7月子育てサロン

2013-07-09 23:27:46 | 子ども

うちわ作り本番。

心配したお天気も大丈夫。
とっても暑いですが、出足は好調。スタッフのチームワークも抜群。

汗だくになって、机や椅子を片付けてくれて子どもたちが来る頃には姿を消すOさん、Kさん。
「困ったことがあったら、誰かに相談してください。」といつも、役に立つ情報をみんなに流してくれるだけでなく、スタッフが困っていたら相談に乗ってくれるスタッフの母親のようなTさん。

地域の役員との連携役をかってくれていて夜の会議や、土曜日の会議に出てくれるMさん。Sさん。
サロンには出てこれないけれど働きながら、チラシやポスターを作ってくれているHさん。

他のスタッフが忘れてしまっているようなことを覚えていて、いつもさりげなくそっと助けてくれるOさん。
がっちりお金のことを押さえてくれていて、いつも冷静な助言をしてくるS・Yさん。
手作り大好き、サロンで作る製作物だけでなく、ミーティング時の手作りおやつで、みんなを癒してくれるMさん。
今日は、事情があってお休みでしたが、豊かな発想で、いつも面白い企画をだしてくれるY・Yさん。
最近のサロンのスタッフは本当に素晴らしいです。

手をかけたうちわは、概ね好評。お母さんたちが集中していると、子どもたちも静かにしています。
一転して段ボールでつくったプールを出して、広告紙をちぎって中に入れると、歓声があがって、大興奮。
頭から紙をかぶったり、泳いだり、パワー全開。
大暴れして楽しみました。

13日には校区の小学校で夏祭り盆踊りがあります。うちわを持ってきてくれるといいな。





インド風レシピお料理会

2013-07-08 22:38:12 | 子ども

土曜日、ファミリークッキング。
インド風レシピで、夏バテ予防。
地域の、大人、子ども、誰でも参加できます。

インド風おからサモサ。
玉ねぎ1個、人参半分 かぼちゃ8分の1、にんにく1かけを刻んで炒め、豚ミンチ50gを加え、塩コショウし、おから150gを加えて刻んだカレールー1かけらを足しよく混ぜる。お皿にあけて、さましておきます。

春巻きの皮を横3等分にし、三角錐に包み、水溶き小麦粉でとめて、フライパンで表面に色がついたらできあがり。

インド風サラダ
玉ねぎを刻んで水にさらす。枝豆をゆでて、中の豆を取り出します。トマト1.5cm角、レタス2cmにちぎる。カテッジチーズをちらし、レモン汁に、塩を足したドレッシングをかけます。

レーズンとアーモンドのバターライス
ご飯1合を炊き、フライパンに刻んだ玉ねぎ1/2とアーモンド1/4カップ、バター大さじ3を入れ炒めます。
レーズン1/2カップを入れて膨らんだら、ご飯を入れて混ぜ合わせます。

ラッシー
ヨーグルトに、牛乳を同量混ぜますが、牛乳を半量ずつよく混ぜながら入れます。
はちみつ大さじ8とレモン大さじ4を混ぜてから、入れます。

私が担当したのは、4年女子4人のテーブル。
「人参切りたい人?」と、自分たちで分担を決め、手際も良いです。
玉ねぎを切るのは「涙出る~。」と大騒ぎでした。始めるときはみんなが包丁を持っていましたが、終わりはほぼ一人の子が、8人分4個の玉ねぎを泣きながらひたすら刻み、がんばりました。

おからを暑さに耐えながら炒めたのは別の子。ちょっと気分が悪くなって私も慌てましたが、お茶を飲んで、クーラーの当たる涼しい所で休んで回復。

サモサを包む包み方は、4人並べて最初だけ、教えると、後は、せっせと60個ほどのサモサを包みあげ、しかもきれい。脱帽でした。

サモサはおいしかったらしく、一つ落とした子どもが「あーあ。落ちちゃった。」ととてもざんねんそうでした。簡単ラッシーも好評。何倍もおかわりしていました。

今回の子どもたちはお片付けも完璧。
楽しそうにシンクの中まで拭いてくれました。

ごちそうさまでした。


買い出しクッキング

2013-07-05 23:12:26 | 子ども

ブリスベンは、オーストラリアの都市ですが、このユリの名前でもあります。
ニースの音楽院にいた頃、オーストラリアから来た人が何人かいましたが、みな共通して、健康的で、人との垣根が低い感じがしました。国民性ってあるんだなぁと思いました。

今日午後、明日やるファミリーキングの買い出し。
約束のスーパーの前にやってくると、みんな、買い物リストを作成してきてくれていました。

1テーブル8人、6テーブル。小学校の家庭科室で、大人も子どもも一緒に作ります。
サモサと、インド風サラダ、ラッシー、バターライス。

サニーレタス59円。サラダの野菜は、これで決まり。
人参、玉ねぎ箱買い、にんにくや、豚肉などを大量に買い。さて終わろうという時、重大な事実が判明。

サモサを包む、春巻きの皮10枚パックが、9パックいるところ、3つしかない。尚且つ、サモサの具の中心おからが売り切れ。

大丈夫、隣にスーパーがあります。

春巻きの皮は大量にあり、OK。ところが、おからが足りない。250g5袋。後3袋必要です。
サービスカウンターで聞いたら、入ってくるのは、日曜日。
「あれば、土曜日の朝、私、買っていくわ。」と言ってくれたOさんの、気持ちも虚しく。
「どうしよう?」
「おからだけだったら、また、私かっておくわ。」と、買い物を終わろうとしたら、「お豆腐屋さんに行ってみようよ。」とMさん。

近所にお店でお豆腐を作って売っているところがあったので、行ってみました。
oさんmさんが買いに行くのを車の中で見ていると、3袋持っています。よかった買えたみたい。
「3袋で、50円やったわ。」
スーパーは。この5倍以上の値段。
初めからここにくればよかった。
会計のYさんが「大丈夫、予算内に収まったから。」と言ってくれましたが。

みんなで、大量の材料を家庭科室の冷蔵庫に入れ、入りきらなかったものを教頭先生に頼んで、用務員室の冷蔵庫に収納。
お疲れ様。明日は8時半集合。うまくいくといいな。


父の検査

2013-07-04 22:05:56 | 介助

ニンフという名前のユリです。ニンフといえば、美しい女性の妖精。ちょっと私のイメージでは、黄色とは違うような・・・。それでも、百合はきれいです。

朝から、検査のために父を病院に連れて行きました。
肥大した前立腺の中を削って、尿がでるようにしたほうが良いか、自力で尿を出す筋肉がまだ残っているかどうか?の検査です。

血圧は、120前後、コレステロール値も、中性脂肪も標準値。認知症と、前立腺以外は元気で、穏やかな父ですが、やはり入院で、筋力が下がっています。
今、困っているのは、管のことを忘れてトイレに行って管を引き抜いてしまうこと。管は前立腺の中にバルーンを入れて中でふくらませて抜けないようになっているので、抜いてしまうと中を傷つけるし、肥大した前立腺は、尿を通す穴がふさがっていて管を取ったら、尿がでなくなり危険な状態になってしまいます。

海馬以外は、なんともないらしく、最近の出来事記憶は、2分で忘れてしまうのに、デイサービスの間違い探しゲームは完璧。
「海豚」とか「雲丹」「海月」なんて漢字をスラスラと正解。うちにいた留学生が母国から帰って来た時も、時々英語でやり取りしていました。

しかし、尿管を外してはならない、尿管に尿をするので、トイレに行く必要は無い。そのことを忘れるので、誰かがそばに居て、そのことを思い出させなくてはなりません。

この検査をクリアできると、8月に尿道を大きく通す手術ができ、トイレの心配がなくなり、少しは母の苦労は減る。

あまり期待しすぎてはいけないですが、やっぱり期待してしまいます。

結果がわかるのは10日。ドキドキします。



タンギング

2013-07-03 23:32:40 | 音楽

ユリのメデューサ。ギリシャ神話の蛇の頭を持つ魔物も、美しいユリの名前になります。

フルートのマウスピースと、口との間には、距離があります。吹いてから距離があるということは、息が分散してしまい、直接くわえたリードを震わせてだしたり、唇の振動を直接伝える他の管楽器に比べて、音の立ち上がりが悪くなってしまいます。
私も長いことこの問題に悩まされてきました。

習い始めにタンギングをするのに、「tu」と言いましょうと習いますが、これは、当然日本語で言うところの「つ」ではありません。

どう違うかというと、子音の出し方が違います。
日本語の「つ」は子音のtと、uをはっきりと区別しません。また、せーので、音を出す位置の始まり、メトロノームで言うところの、音が出るところの始まりで出すと、「t」と言っている時間が長いので、音の本体といいますか、音が出るのが打点のあとから遅れて出てしまいます。

それに比べて欧米語の「tu」は、子音と、母音をはっきり区別し、尚且つ、「tu」という言葉を、一つの音の中に入れるためには、打点の少し前に「t」を入れ込んでおいて、打点には「u」で出会います。
あるいは、打点で子音をいったとしても「t」の音を出す圧力は強く、早くなるので、舌は早くに「u」の形になるので、舌が歯にあたっている時間は「つ」に比べ格段に短くなります。

日本語が一音に一文字・・・どころか、地歌や、伝統歌謡になると、伸ばした母音を歌い回す。一文字数音の文化であるために、西欧の言葉は、一音に数文字入れるのがほとんどの習慣の言語です。

たとえば、「松も緑に」と歌うと「まあーつうーのおーみいーどおーりいーーーにいー」となりますが、
欧米後では「I'm dreaming of  a white Christmas」を音にあてると、
一音目に「I'm」2音目に「drea」後一音づつに「ming」「of 」「a」 「whi」「te」「 Christ」「mas」

一音に入ってくる子音の量が違うので、吐き出す息の早さも圧力も日本語に比べ早く多くつけなくてはなりません。尚且つ音が、はっきりする母音に打点を持ってくるので口は、打点の前に、音が出る体や唇が充分に準備されています。

「tu」と吹くと言われ時、私たち日本語で育ったものは、打点に合わせて子音をはっきり「tu」と言われたと思い吹いてしまいますが、欧米語で育った人たちは、装飾音符でいうところの前打音のとっても短いもののように「t」と言い準備が整った、息のもっとも多く速いところに母音の「u」をいうことでそこに打点を持ってくることができるので、はっきりとしたタンギングとリズム感がでるのではないかと、疑っています。