ガウラ、白蝶草ともいいます。京田辺の実家の近くの農家に植えられています。楚々とした美しさです。
21日日曜日は、フェニックスホールで、アンサンブル フィオーレ ディ オオサカのコンサートがありました。
大学のマンドリンクラブの同期のメンバーが、3人出演。
それだけでなく、音楽的にもこれは絶対に外せないコンサートです。
常任指揮者をおかず、コンサートマスターの葛原睦子さんの、弾き振りで全曲演奏です。
一部は、チェルライの組曲シエナ、カラーチェの間奏曲、カッペレっティの劇的序曲。
少し硬さはあるものの、うまくまとめていました。
特に劇的序楽は、ドラマティックなテーマをコントロールされた豊かな音で演奏されていて、よかったです。
二部はレッチェのマンドリン協奏曲、ヴィヴァルディの二つのマンドリンのための協奏曲、ナポリ狂詩曲。
葛原さんの安定したソロに、二人のソリストが、繊細にぴったりとつけていて、オケのメンバーも、よく添っていました。
三部は歌劇の編曲ものスッペの喜歌劇「ボッカチオ」よりファンタジア、マスカーニの「カヴァレリア ルスティカーナ」より間奏曲、ロッシーニの「ウィリアムテル」より序曲。
このような、曲を20名ものメンバーで指揮者なしで、合わせるだけでも驚きですが、美しい音、揃ったダイナミックスで、本当に堪能しました。
アンコールは、ローレライファンタジー。
低音のドラの音色が生きる選曲で、それに応えていたと思います。
美しいメロディを存分に歌い、コンサートの最後を飾りました。
それにしても、フェニックスホールの構造のせいか、一階のセンター席少し左よりでしたが、左端のマンドリンと、右端のベースが大きく聞こえていたのが、アンコールで反響板があがったら、真ん中のドラや、チェロ、ギターの音が急にバランス良く、聞こえて来ました。
次回は並び方を少し考えた方が良いかも。
おかしなホールです。
終演後、ロビーは例によって同窓会状態。
特に私たち卒業生にとっては、故郷のようなコンサートです。
運営や練習や大変な中、続けてくれているフィオーレのみなさんに、本当に感謝しています。
次回もまた楽しみにしています。
今週も暑いです。
今日は、父の頭のCTを撮りに病院に行く日です。
前立腺の手術日も決まりました。
8月2日。
これで母とひともんちゃく。
1日に入院して、2日に手術。術後は、管がいっぱいついているので、「外したら大変なことになるので、管が取れる何日かは、絶対付いていてください。」と医師の言葉。
ところで、姪がお正月に傷めた足の靭帯の手術をする日が8月6日その後二週間入院。5日には仕事を休めない妹に変わって、私が車で病院に連れて行くことになっているし、付き添いも頼むかも。と言われていました。
妹は6日から休めるので、父の手術を6日以降にお願いしよう。
医師に聞いたら、手術担当から電話があるので、その時に都合を言ってください、とのこと。
じゃあ、そうしよう。と母と言っていたのに、
・・・2日で良いと簡単に返事しをしてしまった。
「入院する時と、後、付き添い交代で頼むわ。」夜もまた泊まりです。
「どうして?!」と思いつつも、聞いていたら、問題の5日は、母が仕事があるから、「あんた、お願い。」
そのあたりで、イライラが、ムカムカになってしまい、
「妹も手伝うと言っていたのに、これじゃ、全く助けてもらえないやん。」
「相談したときは、8月6日以降にしたら、姪と一緒に見れるから、助かるしそうしようって言ってたじゃない。なんで病院に何も言わなかったの?」
母は、「早くして欲しいから」
「お盆になったら、先生がいなくなるかもしれない。」
「ずっと先になるかもしれないから。」といろいろ理由を言っていたけれど、
「事前に話していたことと違うし、出来るかどうかわからないけれど、病院に聞くこともしないなんて、納得できない。」と電話をおきました。
今日は、そのことには触れずに、病院へ。
CTを撮って精算を待っていたら、父が「えっ!手術すんのか?」「どこ?」と、何度目かの新鮮な驚き。
説明したら、何度目かの落ち込み。
でも、また忘れるのが救いでもあり、おもしろくもあります。
ああ、そうか、母も父と同じように老いているのに、昔のようにきっちり話し合ったことができると期待しすぎているからムカムカするんだ。
そうしたかったら、自分で動くしかない。それができないなら、受け入れるしかない。
さて、5日はどうしようか?