音楽の喜び フルートとともに

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二重奏

2013-07-19 21:55:54 | 音楽

反魂草と、大反魂草の野原。農家の人が空いた土地を、花畑にしています。

昨日は、Iさんとフルート二重奏の練習。
Iさんは、前回合わせた感じから、頭部管をパールからラファンに、変えてきていました。
私のパウエルと、合うと思ったから買ったそうです・・・ってすごい!



ライザーに金が入って、音色が明るくなったような気がします。

まずは、Iさんが、持ってきてくれた日本の唱歌、童謡の大初見大会。
夏の思い出やふるさとなど、20曲くらい。
難しい曲ばかりやっていた時にはわからなかった相手のフルートの癖やヴィヴラートのかけ方など、細かなタッチや、変化が感じられます。

前回バルトークで1st、今回はいつもの2ndをすると、緊張感から開放されていることにも気づきます。
しかし、Iさんの持ってきてくれた曲集は、フルートのものにしては、音域が低い。

次に私が用意した夏の思い出や、ピチカートポルカなど。これは、いつものフルートの音域。

それから、後は、バルトークのデュオをひたすら、慣れるために演奏、録音。演奏、録音。
やっぱり、難しい。
何がって、リズム。ヴァイオリンの曲で、ハンガリーの民族音楽がベース。
やってきたクラッシックの文脈では間に合いません。
5拍子の変拍子だけでなく、ピチカートの2拍子の、最後の8分音符にアクセントがついていたり、伴奏のセカンドの刻みに装飾音がついていたり。

譜面や指では理解できますが、身体で理解できない。
これで、踊れないとなあ。
まだまだ、学ばないといけないことはたくさんあるようです。




奈良で一服

2013-07-19 00:06:36 | 紀行

笠置を抜けると奈良はすぐそこ。お茶を飲みに奈良を通っていきました。
車で行くとパーキングが無いのが奈良。一日1000円は、一日観光に来た時には良いけれど、喫茶では困ります。
パーキングのある喫茶店を探しに車でウロウロしていたら、やっぱり鹿がたくさんいました。近づいてきたのは、背中に白い斑点がある鹿。生まれて一年目の若い鹿です。



大きなPの看板を見つけて入ったら、吉野葛専門店 天極堂。
京都の鍵善は有名ですが、こちらも創業130年。
クズは、日本書紀に国柄人(クズビト)、万葉集には国柄ら(クニスラ)と呼ばれる山に住む人々が、いることが記載されていて、その人々がつる草から澱粉を取り出し、都に売りに来たことから、その澱粉をクズと呼ぶようになったそうです。

スーパーで売られているくずきりは、ほとんど馬鈴薯澱粉。じゃがいもの粉ですが、葛はもともとカズラの根っこ。1キロから100gしか取れない貴重品です。

天極堂では、葛で作った御膳などのお料理も楽しめますが、今回頂いたのは、定番のくず餅。


くず餅には黒蜜ときなこがかかっていて、外は冷たく、中は温かい。製法を考えると、シンプルですが、本当にぜいたくな一品です。
本当においしいお菓子は、少しでも、なんともいえない満足感があります。
4人で、何度も何度も「おいしいなぁ。」「おいしいね。」と言い合いながら、ゆっくりといただきました。

すぐ忘れてしまう父も、車に乗ってからも、何度も「おいしかったなあ。」というほど、感動しました。

そうそう、奈良まで食べに来れないので、吉野葛の粉を買って帰りましたが、できるかな?