音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

アルトフルートケース

2016-05-16 21:19:53 | 手作り
今日は、前から作りたかったアルトフルートのケースを作ります。
帆布や、ファスナーを買ったものの厚地過ぎて、ミシンは通らないと思い込んでいて、断念していました。
ところが、手芸屋さんのミシンを見ていたら、「デニム7枚縫えます。」のポズが!「ミシン見られますか?」
「いえ、つい最近◯◯のミシン買っちゃったんですが、今のミシンは、こんな厚地も縫えるんですね。」というと、「そのミシンなら縫えますよ。送り金が、違うんです。そのミシンは、これと同じですから。」「!」
帰って、布の端っこで試してみたら…行けます!
高い業務用でないと、縫えないと思い込んでいました。時代は、進んでいたのです。すぐに、mさんにメール。
裏地、ファスナー付きのカバンを、作ったことがないので、不安。
ミシン上手なmさんに、相談にのってもらいながら、作ろうというのです。
mさんと一緒に作ってもらえると、
不安は解消するし、おしゃべりもできて楽しく作れそう(^-^)/
mさん、こころよく応じてくれて、今日、いよいよ作り始めです。

どんな形にするか?
mさんと、ネットを見ながら検討して、ボストン型にすることにしました。
「これすごい!この人すごいなあ。」
無料で、型紙から裏地の付け方、ファスナーの付け方など詳しく紹介している人がいるのです。
ピアニカケースですが、サイズを変えればそのまま使えそうです。ありがたい!

型を、取って裁断。

その間にmさん、しゃべりながら、サササッとバッグのひもをレースと裏地、金具をつけて縫ってくれました。
ファスナーの裁ち目かがりも完璧!
今日は、ここまで。また来週。
mさん、本当にありがとうございました💕

始まりは声

2016-05-13 21:13:33 | フルートレッスン
実家の庭のマリアカラス。

伝説のディーヴァ。

クリスチャン ラルデ先生が、フルートが上手くなりたかったら、フルートのことだけ考えていていけない。といっておられました。

1つの曲の中に、トランペットのファンファーレのようなところ、コントラバスの弦を弾いたような音が欲しいところ。
作曲家は、いろいろな音のイメージを持って曲を作るものです。

だから、フルート奏者もいろんな音を聴いて置くことが大切なのです。

世界で一番初めの音楽は、なんでしょう?

太鼓?
いえいえ、初めの音楽は、声です。
まず人の声から、あらゆる音楽は、始まったのです。

だから、オペラを勉強しないで、音楽ができるとは、思えません。

歌手の息の吸い方、吐き方、身体の動き、表情筋の使い方、フレーズの作り方。
歩き方や立ち方まで、

すべてが、フルートを吹く時のお手本になります。
みなさん、声楽を勉強して下さい。
ラルデ先生は、そう言ってモイーズのオペラのフレーズのエテュードを紹介されました。

フルートの神様モイーズ先生も、やはり声楽を勉強するとことの大切さを感じていたのでしょう。
声楽曲だけのエテュードを残されました。
オペラを観に行きましょう。
勉強だけてなく、文句無しに楽しいですよ!

2016-05-12 21:54:51 | 哲学
サンクス マザーズデイというミニバラは、2年前にコンサートに出た時にいただきました。名前の通り母の日近くになると、ちゃんとさいてくれます。
今年も、

こどもが生まれて数年は、緊急事態。
赤ちゃんのお世話で、ちゃんと寝ることも、食べることも、お風呂に入ったり、トイレに行くこともできませんでした。

それでも、こどもは熱を出したり、言葉数が少なかったり、歩き出すのが遅かったり…。
その度に、何か間違ってたんじゃないか?
親としてやるべきことを、怠ったのではないか?
こどもの顔や身体をよく見たり、
別の何かを加えたり、今までやっていたことをやめてみたり。
本を読んだり、ママ友に聞いてみたり。

お世話しなければ、赤ちゃんは、死んでしまう。
あたりまえに、赤ちゃんを育てている何万人の母親と自分を比べて、落ち込んでみたり。

思春期、あれほど反発した自分の母さえ、自分よりもりっぱにみえます。

しかし、そのあたりでだんだんと気がつき始めました。

どんなに頑張っても、完璧な母親にはなれないと。
そして世界中どんなに探し回っても完璧な母親は、いないと。
自分が、あり得ない完璧なこどもを求めているから、こどもも、私も苦しい。と

完璧な母だけでなく、完璧な父も、完璧な人間もいない。

ありのままの人がいて、人はみんなそれぞれに、醜くて、美しい。
そして、変化します。
成長することもあれば、停滞して見えたり、後退して見えたり。
生きていたら、いろいろなことがあります。
完璧でなくても、幸せにはなることができます。
幸せでいましょう。




楽器のこと

2016-05-11 21:16:48 | フルートレッスン

土曜日にドルチェ楽器に行ったのは、楽器の調整のためもあります。

半年に一回、調整会を開いてくれています。2日の予定は、あっという間に埋まってしまうそうです。
私も前回は、逃してしまいました。

今回は、朝から、電話の前に座って1番をとりました。

フルートは、買いっぱなしではなくて、メンテナンスが、必要です。

金属のキーには、油を刺さないといけないし、タンポのフェルトは、絶えず指の圧力にはさらされているので、押されて、低くなってきます。
すると、1つのキーを押して3つのホールを押さえるところが、機能しなくなってきます。キーを軽く押してみて、同時に下りるキーの隙間を見てください。
軽い力でぴったりとふさがっていないと、早いパッセージで音が出なかったり、音程が悪くなってしまいます。

タンポを、カバーしている薄い膜は、羊の腸の皮です。これが、汚れていると、トーンホールにくっついて、離れなくなって音が変わりにくくなります。
また、この皮は破れやすいです。破れたらやはり空気が漏れてしまうので、交換しましょう。

水蒸気が溜まって、タンポを濡れたまま置いておくと、汚れたり破れたりしやすいので、掃除棒で管の中を吹いた後、タンポの水も油紙を挟んで、とっておくことが大切です。その時、軽く押さえるだけで、決してこすったり、キーを押さえたまま紙を引っ張ったりしないでください。

いずれにせよ、タンポは、消耗品なので、小まめにチェックして、不具合があるとすぐに交換しましょう。

そのままで吹いていると、それをカバーしようとして、身体が動いてしまい、へんな癖がついてしまいます。

タンポが、破れていなくても、キーは、バネで動いていて、微妙なバランスで成り立っています。こういう調整会のような機会は逃さず、チェックしてもらいましょう。

私の場合は、他にもちょこちょこ見てもらっています。

しっかりメンテナンスして、いつもいい状態で演奏できるようにしましょう。


子育てサロン5月

2016-05-10 23:12:58 | 子ども

今日は、子育てサロンの日です。
朝、製作準備物の山を持ってOさん宅を周り、Oさんに乗ってもらい、現場へ、Yさんが路上に待ってくれていて、oさんと荷物を運んでくれました。
私は車をスーパーの駐車場に置いてから、もう一度現場へ。
さて、サロンには、男性スタッフ2人が会場設営を始めています。

普段は会議場なので、長机、椅子を片付け、こどもたちが、はってもいいように掃除機をかけ、クッションタイルを敷き、清潔にぞうきんがけ。

今日は、雨なので、カエルや雨だれの壁面飾りをつけます。
今日は、リニューアルしたお名前ボードもつけて、ルールもつけます。

お互いを、尊重して温かく受け入れましょう。
ここで話されたことは、外では話しません。秘密は守ります。
話したくないことは話さなくていいです。

子育て中のお母さんや、こどもたちに安心してきてもらえる場を作ることが大事。
そのためには、なんでも有りではなく、ルールが大切。
お互いに気持ちのいい場を作り、守りましょうね。という姿勢が必要なのです。

お名前を呼び、1人1人が大切な仲間です。という意味があります。
サロンの歌は、ここでは、みんなと同じことをする楽しさを分かち合います。それから身体を使って親子遊び、しっかりと母子で楽しむ時を作ります。
それから、製作。

母子が、同じ場にいながらも違うことを楽しむ時間。スタッフがいるから、安心して製作に取り組めます。
赤ちゃんも、お母さんから離れて少し自立。できても、できなくても大丈夫。
安心な場で、可能性を感じるだけでも、母子ともに自信がわいてくるのです。




出来上がったおもちゃで、遊びます。
リズムに合わせて、おもちゃを鳴らして、また一体感。
今度は、さっきより、みんなもっと強くなったきがします。
それは、場づくりにお互いが貢献したこと。赤ちゃんは、お母さんと離れて自分で遊んだことで、お母さんは、赤ちゃんから離れて物作りをしたことで、お互いに協力して新しい遊びを獲得できたというような、より深い意味での共同体への貢献が、心や身体にパワーとエネルギーを与えるからです。
私も、この場に貢献できることで、喜びを得て元気になっています。


ジュゼッペ・ノヴァマスタークラス

2016-05-09 22:53:42 | レクチャー、マスタークラス

7日土曜日は、ジュゼッペ・ノヴァさんのマスタークラスを受講しました。
曲はテレマンのファンタジー2番 a-moll  通訳は山本純子さん。

その日の一人目、会場はドルチェ楽器の9階アーティストサロン。
1時から練習できるということで、吹きながら待っていると、20分前にお二人が入ってこられて、ご挨拶すると、「こんにちわ。」と日本語で言われ、ちょっと待ってくださいと荷物を置いて外に出て行かれました。
外で談笑されているので、またひとりで練習。
今度は、時間の2時にぴったり入ってこられて、にこやかに名前を聞かれました。

さて、本題。

装飾 スラー

バロック時代は、アーティキュレーションを書く習慣がなかったので、少し柔らかい感じにしたい。スラーデつけます。4つの音譜が続く時は、後の3つをスラーでつなぐとか。この時代は、演奏者と作曲者が一緒だったので、全部を書く必要がなかったので、楽譜にくわしく書いていません。2回目は何か別のものを加えましょう。

ファンタジーは、幻想的という意味、イマジネーションすることが大事。
即興という意味もあります。12個のファンタジーをイメージしましょう。
「メソジックソナタ」という曲がありますが、初めにテレマンがテーマを書き、その後そのテーマに装飾されたバリエーションが続くというものです。それをやるとどうやって装飾を付けたらいいのかがわかります。

例えば、はじめの4分音符に装飾えを付ける。2、4小節目スラーで、9、10に向けて展開。少し柔軟性を持って

タンギングの練習

ダブルタンギングの1つ1つの音を少し長めに、ゆっくりと練習するといいと思います。
舌の動きは絶えず音の動きを阻害するものなので、舌は常に最小限の動きでクリアーな音を出す方法を探さなくてはなりません。
シンプルに、話すように、考えすぎて動かそうとすることで、何か違うことを入れてしまわないように、
ダダダダと言うように、
バイオリンのアルコのように、唇の上に人差し指をダダダダと当てて、これと同じ力が中からあたっているように練習して、それに加えて行く。

テンポ記号の意味

イタリア語では、Vivaceはテンポ記号ではなくて、vi vivo 生き生きしたという意味です。子どもがじっとしていられなくて、あちこち駆け回っているような感じ。

Adagioは、単に遅くという意味ではなく、ad agio 心地よい感じ。すごくゆっくり演奏してしまうと、気持ちよくなくなってしまうので、気をつけてください。
5小節目からのフレーズは、符点を2拍目にもつけます。

Allegroは、単に早くという意味ではなく、明るいという意味があります。テンポだけでなくキャラクターを考えてふきましょう。

繰り返し

人と会話する時、同じ言葉を繰り返しても、1回目とは変えます、2回目は声を小さくしたり、ゆっくり話してみたり、音楽も同じで、繰り返すときは何かを変えましょう。
最悪なのは、同じ調子で繰り返すことです。キャラクター、ニュアンスを変えてみましょう。


Grave 6小節目からのフレーズ下のD、下のEの大事な音を少し大きめに、長めに吹きましょう。レガートで
8小節目のアルペジオは、タンギングで切るのではなく歌手のように、息で歌いましょう。
下降形になった時に顔も下向きにならないように。音程も悪くなるので

vivace 7小節目、15小節目、22小節目の8分音符の後が、フレーズの終止です。

adagio2小節目の休符まで1つのフレーズ。
6連譜の次の音が目的地
ヴァイオリンは1つの弓でフレーズを弾くように、5小節目のトリルは上の音をはっきりタンギングしてから動かしましょう。

Allegro 2小節目のG# 4小節目の下のG#は倚音です。
スラーをつけて解決音に向けてディミュニエンドしましょう。
10小節目の8分音符の半音階は音を切らないで、方向性を大事に。
38小節目に2拍目の頭の8分音符までがフレーズで終止。後は、アルペジオです。

私の演奏について、
ソノリテ、音質はとてもいいと言われました。
タンギングを考えすぎないこと、先生が言われたことを繰り返し反芻しながら練習していると、少しつかめた気がします。長年考えながら行き詰まっていたところに希望が出てきました。
まだまだ私も成長できそうです。
これだから、音楽はおもしろい!


鉄オタ作曲家

2016-05-06 21:06:06 | 音楽
クラッシックと鉄道って、かけ離れたもののように思えますが、実は結構たくさんの作曲家が、鉄道を曲の中に入れ込んでいます。

鉄道オタクでは無いので、ザクッとしかわかりませんが、wikiによれは、
1804年 初の軍用鉄道、1825年にはイギリスで商用鉄道が敷かれ、アメリカ、ドイツ、フランス、インドと10年を待たず鉄道が開通しました。

ナポレオン戦争で、軍馬での輸送が、高騰したせいで、開発が進んだそうです。

ナポレオンといえば、チャイコフスキーの「1812年」ナポレオンとロシアの戦争を描いて、最後は本物の大砲をぶっ放す、あの曲。

チャイコフスキーは、28年に死んでしまったから、さすがに無理。
1814年生まれのドボルザークは、鉄道大好きで、あちこちに機関車とおぼしきモチーフをちりばめています。
前にも書きましたが、汽笛がなったり、線路を行く汽車の音かしたり。


1825年生まれのシュトラウスは、「蒸気をあげて」「観光列車」を残しています。

時代は下って1927年初演、オネゲルのパシフィック231
は、まさに鉄オタの曲。
車軸の並びが、2.3.1の順番とか…もう何のことやらわかりません。

オネゲルは、
「私は人が女性や馬を愛するように、機関車を愛するのです。」と、言っています。

昔から、鉄オタは、いたんですね。


隠れ家

2016-05-05 21:10:34 | 手作り

旧宅のキウイの花。
18年住んだ家は買った時はバブル真っ最中。高いのに、すでに築30年花たっていて、狭い上に使い勝手が悪い。
自分たちで、壁紙を貼ったりして改装しました。

買った夏に、羽アリが出たので床をめくってみると、シロアリに大事な床柱を食べられていました。下の子を出産して帰ったら、夫が、総入れ替えしてたたみをフローリングに変えていました。

でも、断熱材も入れてない北向きの家は隙間風とダブルで、寒かった!

この家を置いとくのは、夫の仕事部屋と、クワガタ様のため。
今日、久しぶりに見ると玄関がこんなことに~

別に商売とかしてません。
昔、こどもたちととってきたのが、繁殖を繰り返し、増えたのです。
夏は、ゼリー、水分補給を欠かさず。
冬は、ヒーターパネルを入れたり、すごい手間!
私はせいぜい森に行く時に付き合うくらいで、一切手伝いませんが;^_^A

向かいに置いてある
ブルータスもさぞかしびっくりしているでしょう。
私が練習している間、夫はここで楽しんでいるのです。

謝肉祭

2016-05-04 21:02:30 | コンサート

せっかく咲いた芍薬も、もうおしまいです。暑過ぎて、早かったかな?初めて育てたのでよくわかりません。
広がってダラーンとしていたので、切りました。
捨てるのも忍びなかったので、信楽で買ってきた器に刺しておきました。
数時間たってみると、きれいに復活!
それも、午後には散り出してきました。最後に写真を撮りました。

旧宅の庭の植物にも、水をやりに行くと、キウイの花が咲いていました。


これは、一昨年夫が、植えたものですが、今年初めて花が咲きました。
これは期待できるかも。

後は、練習。
サンサーンスの謝肉祭を、ピアノのKさんSさんとコンサートでやろうと企画しています。

謝肉祭といえば、
白鳥のイメージが強いですが、かめや、ライオン、他にもいろんな動物がでてきます。
普通の謝肉祭には、しないつもりです。
きっと楽しいものになりますよ!
おたのしみに❤️

信楽陶器市

2016-05-03 22:39:03 | 紀行
GW30日、夕方から信楽の陶器市に出かけました。
いつもはバラバラに営業されている窯元が、駅前に一同に会して、テント営業。

アドバルーンにつられて来ましたが、着いたのは5時前、もうおしまいで、地上に降ろされてました。

露店に、うどんや、カレー、焼き栗など、地域の人の手作りの模擬店も出て、お祭りです。ただし、もうおしまい。

それでも、まだまだお客さんがいっぱいだったので、お店もやっていたので、まわっていくつか買えました。

ビール用の器。

蚊取り線香の台、小さな花器、前から欲しかった。テーブルに置ける小さなやつ。
1つは母にお土産。

え!これは、帰ろうとしたら、お店のおっちゃんが、「これは、けやきで作ったのでな、⚪️⚪️円にしとくよ!」と、いう声に夫が反応。
「え~、ほんと?これが?」
「こんな値段ないよ!」
「じゃあ、ヘリコプター1つ。」
と、いうと
「これ、⚪️⚪️円でつけてあげるわ。」
それよりさらに安い!
「これな、シートないけど、器用な人やったら、これくらい作れるから、この値段ではないよ。」
「へ~、そうなの。そんな値段で」
まんまと買ってしまいました。
お買い得だったのか、なんだったのか?
私にはわかりませんが、両者が納得して、どちらもうれしそうなので、ノープロブレム!!
楽しい連休のハイライトに、なりました。
陶器市は、5日までやっているそうです。
みなさんも、お出かけしてみては?