音楽の喜び フルートとともに

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始まりは声

2016-05-13 21:13:33 | フルートレッスン
実家の庭のマリアカラス。

伝説のディーヴァ。

クリスチャン ラルデ先生が、フルートが上手くなりたかったら、フルートのことだけ考えていていけない。といっておられました。

1つの曲の中に、トランペットのファンファーレのようなところ、コントラバスの弦を弾いたような音が欲しいところ。
作曲家は、いろいろな音のイメージを持って曲を作るものです。

だから、フルート奏者もいろんな音を聴いて置くことが大切なのです。

世界で一番初めの音楽は、なんでしょう?

太鼓?
いえいえ、初めの音楽は、声です。
まず人の声から、あらゆる音楽は、始まったのです。

だから、オペラを勉強しないで、音楽ができるとは、思えません。

歌手の息の吸い方、吐き方、身体の動き、表情筋の使い方、フレーズの作り方。
歩き方や立ち方まで、

すべてが、フルートを吹く時のお手本になります。
みなさん、声楽を勉強して下さい。
ラルデ先生は、そう言ってモイーズのオペラのフレーズのエテュードを紹介されました。

フルートの神様モイーズ先生も、やはり声楽を勉強するとことの大切さを感じていたのでしょう。
声楽曲だけのエテュードを残されました。
オペラを観に行きましょう。
勉強だけてなく、文句無しに楽しいですよ!