音楽の喜び フルートとともに

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子育てサロン

2017-02-14 21:02:12 | 音楽で遊ぼう

土曜日に、旧宅に行ってみると、南天がみごとに紅葉していました。
徒歩10分の新宅のは、南向きだからか、紅葉の兆しもありません。

今日は、子育てサロンでした。
2月は、風邪が流行るので、いつもは人が少ないのですが、信じられないほどたくさんやってきました。

リピーターの方も多く、気にいってくれたのかなと少し気分良くなりました。

しかし、狭い会館は混雑。
恒例の年度末アンケートにも、外遊びをしたいと書いてあるものがあって、ちょっと考えてしまいました。以前使えていた幼稚園の園庭は、廃園になって使えません。残念です。

今日Tさんの話は、何かトラブルがあっても、この人がこんなことをするのはどういう意味があるのかなと、その人の気持ちの裏まで考えればいい人間関係、子育てができるんじゃないかなぁと言うお話でした。

ほんとにそうですね。いつも感心してしまいます。

今日はリトミックをと思っていましたが、相棒のMさんがお休み。手遊びと音楽遊びをYさんに手伝ってもらってやりました。

寒いと部屋遊びが増えるので、体を動かすのは楽しいみたいです。

年度末になってくると参加自由のサロンも、不思議とリピーターが多く子どもたちの成長が感じられます。

3歳までですが、この時か1番成長する時期。
身体も成長しますが、前はお母さんから離れられなかった子が、1人で遊べるようになったり、おもちゃをいきなりとっていた子がどうぞと渡したり、心の成長も見られて嬉しいです。

絵本を読んで、さよなら三角を歌って今日も無事終わりました。

また、元気できて下さい。

アイリッシュハープと合わせ

2017-02-13 22:00:20 | 音楽

2月26日に頼まれた新春会の打合せで、守口のアイリッシュハープのSさん宅におじゃましました。

ハープがいっぱい!
一番大きなのは、クラッシックハープ。
その前に置いてあるのは、アイリッシュハープです。


弦の数が、いろいろ。
クラッシックハープは、足のペダルで調性を変えますが、アイリッシュハープは、弦の上にあるレバーで調性を変えます。

小さなものは、弦の数が少なく調性を変えられないものもあります。

今度使われるのは、32弦のハープで、#3つ、♭3つまでの調性変更ができます。

Sさんは、声楽家でもあるので、歌の曲も3曲演奏します。

楽譜は、歌とピアノ用。ハープはコードをとり、フルートは、私がアレンジしました。

合わせるのは初めて。
うまくいくかな?
音量や声量もどれ位のものかもよく知らないのです。

Sさんにっこりと、「始めましょうか。」

フルートで吹いて、歌とフルートのオブリガード付き。

声量も音量も大丈夫です。

ただし、200人の会場なので、マイクを、入れてもらうことにしました。

Sさんのハープがいい音なので、気持ちよくって、ハープ欲しくなってしまいました。
自分で弾いたら、誰がフルートを吹くのでしょう?!

早春賦

2017-02-10 20:04:22 | 日記

雪こそ降りませんが、寒いです。
朝レッスン予定のSさん、お風邪でお休みに。

時間ができたので、26日新春会でアイリッシュハープと演奏する早春賦の編曲を考えました。

春は名のみの 風の寒さや

と言う歌詞がピッタリ。
実家のレッスンに、早めに行って父の夕食を作ります。
車で出たら、夕方東の空は雪雲。
生駒山系は雪かもしれません。


西の空は、お日さまが見え隠れ。
光だけがさすのも神々しいです。


農業用水の大池は、最近水がありません。
少し前まで合鴨や、千鳥、バンなどでにぎわっていたのに、土が見えています。

5時に来た小学生のKさん。
帰り際に
「6時前なのに、まだ明るい。この前まで真っ暗だったのに。」
春まで、もう少し。
待ち遠しいです。

トーンホールを埋めてみました。

2017-02-09 21:26:06 | 音楽
この前、やり残したブリジアルキーのトーンホール。
やりました!

まずは、道具から。
平ペンチにフエルトを両面テープでつけて

切り揃えて、準備OK!


ペンチでゆっくりひっぱって、今度はキー外れました。
このテープで貼ってある分だけ、パテで埋めます。


穴から下にパテが落ちないように、紙を入れます。


テープを外して、パテをつけて、紙を抜いて形を整えて、できました。

吹いてみると、音程が安定してなかなかいいです。



新地でトリオ

2017-02-08 20:57:27 | 音楽

土曜日午後、レッスンの後、先月室内楽に集まったメンバーのフルートだけでトリオの練習をしました。

人数が集まらなければ、クーラウのフルートトリオop13の2番をやりましょう。と、言われていたのですが、ありがたいことにいろんな楽器が集まったので、トリオを演奏する時間はなくなったのでした。

終わった後、気がすまないSさん。
「3人で集まりましょうよ。クーラウやりたいです。」と、声をかけられ、FBで相談。
「Mさんも誘いますねー!」
「ジャンカラ予約しました。」

で、ジャンカラ北新地店でクーラウトリオ。
「パートは勉強のために、交替で回しましょう。」
Sさん.やる気満々です。


1stを私、2ndをMさん.3rdをSさんでスタート。

「なんとか、通りましたね。今度は、止めながら、細かく見ていきましょう。」と、Mさん。
真面目です。
気になるところをブロックで分けて、じっくり進みました。

その後、パートを交替して練習。
のソフトドリンク飲み放題も、1度取りに行ったきりで、ほぼ休みなく。

借りた2時間はあっと言う間に過ぎてしまいました。

次も約束して、あー楽しかった!

淀屋橋まで歩いて帰りました。



I先生マスタークラス

2017-02-06 22:05:19 | レクチャー、マスタークラス
土曜日の午前中はI先生のマスタークラスでした。
今回はD♭durとBmoll。

D♭からロングトーン開始、5線内のD♭まで来たら、先生のチェック。

実はパテで、先月トーンホールをテープで押さえられたところを埋めました。

ところが、押さえられたのは2つで、ブリジアルキーのトーンホールを変えようとドライバーでネジを緩めたけれど、それ以上は、どうしても抜けなかったのです。

すると、やはりそれは先生にはわかってしまったのでした。

テープは先月貼って頂いたままですが、やはり少しよれていたのか、音程に影響しています。

低音のD♭の指で、高音のD♭を出してみると、全くあいません。

少し、内側に向けたり、頭部管のあきを調整したりしてもあまり芳しくありません。
2穴ふさぐ前よりは良くなってはいますが、もう少しきれいになるはず。と先生は思われているみたい。

今度は私もスケールを吹いていると、高音はB♭が、カスっとなってしまいました。

先生はまた、フルートをみて、ネジが緩んでいるところを発見。
そこの心棒を、押してみるとグラグラです。

「ドライバーを持ってたら、直してあげるんだけどね。」

しまった!パテを塗った時に、締め方が足りなかったらしい。

後1個のトーンホールについても「心棒が抜けない時は、ラジオペンチに傷つけないように布か何か貼っておいて、ゆっくり引っ張るといいね。」と、教えて下さいました。

さて、D♭durは、高音のG♭は右手3指を押さえ、A♭は右手34指、B♭は小指を押さえたまま。

⑤のクロマティック。低音のCからD♭の跳躍時は右手34を押さえたまま。

Bmollは、G♭が低めの方がきれい。

先生の音づくりに対する姿勢が、本当によくわかります。

自分の能力を過信せず、楽器など周りの環境を整えることも大切。

そして、音を聴くことに対する集中。
どんな微妙な変化も先生の耳は逃しません。





大根おろし

2017-02-03 20:55:40 | 日記

節分のお膳。
実家で父を見る日です。
母が恵方巻を用意してくれていました。

鰯を焼いて、かぶらとにんじん、大根、
水菜、薄揚げのお味噌汁、きゅうりとトマトとかぶらと玉ねぎの母の自家製ピクルス。もやしと小松菜をいためてゴマを和えました。
「大根おろしをすって」と頼むと父がおろしてくれました。

むかしむかし、私の子どもの頃、大根おろしをするのを頼まれて、ガーッとすっていると、祖母がやってきて
「大根おろしは、ゆっくりすらんとかろうなるよ。こどもやのうて、年寄りにすらせってなぁ。」

手が弱くなって力が入らないから、優しくつかんでゆっくり、ゆっくり。
本当に甘〜〜〜い大根おろしができました。

おばあちゃんの知恵が実証されるまでに長い時間がかかりました。

だって、おばあちゃんは年取ってもシャキシャキして、倒れたと思ったら入院してすぐ亡くなったし、みんな年取っても元気で、むしろ速くなって行くのだもの。

せっかち…うーん。イラチ!

父を見ていると、力が入らなくなった手元に集中して、おろすことだけに集中しています。

急いでおろす時は、たくさん仕事したような気がしていますが、他のことを考えています。

「速く終わらせたい。」
「たくさん、おろしたい。」
「次の仕事が気になる。」
「めんどくさい。」
「つまらない仕事」
「うまくおろしたい」

その仕事をゆっくり味わうなんて、これではとても無理。
味わいかみつくせば、いい仕事は勝手にできていく気がします。

父と祖母から今夜学んだことです。




ユーキ!雪!

2017-02-02 22:19:37 | 音楽

今朝、入院中のお母さんに変わって1歳の子どもを保育園に送って行きました。
ドアを開けて、家の外に連れ出した途端、
「ユーキ!」「ユーキ!」と、覚えたての単語を繰り返しました。

灰色の空から、マンションの廊下にまで、雪がぼたぼたと落ちてきて、すぐに消えていました。

「ユーキ!」「ユーキ!」
ピョンピョン飛び上がって、空を指差します。
私まで嬉しくなって、廊下を飛び跳ねるように歩いていきました。
階段を降りるのも、あんまり喜び過ぎて、足が身体より先に出て、すっ転びながら行くので、落とさないように、しっかり小さな手を握って行きました。

「ユーキ!」「ユーキ!」と車のチャイルドカーシートに乗っても、着くまで嬉しそうに繰り返すので、私も「雪だね!」「雪だよ!」と調子に乗って繰り返し、車の中は、大騒ぎ。

こんな実験をそもそもというNHKの番組でやっていました。

こどもとお母さんに実験台になってもらい、妖怪の姿をしたスタッフに魔法で、お母さんを眠らせて、こどもの前に出てもらいます。
妖怪はこどもにしか見えません。
「このことを誰にも話してはいけない。」と妖怪は消えます。
お母さんが起きて、子どもはお母さんにしがみつきますが、話はしません。
モニターに映った脳波は、子どもがずっと恐怖の感情を持ち続けていることを示しています。

次にもう一度妖怪が現れ、恐怖の再現。
しかし、今度妖怪はこどもに「お母さんに話してもいいぞ。」と言い置いて消えます。

お母さんが起きて、今度はこどもはお母さんにさっきあったことを話します。

すると、恐怖の脳波がどんどん落ち着いていきます。
話し終わると、すっかり正常値に。

誰かに話して、共感してもらうということには、こんなに力があったんだと、改めて確認しました。

たとえ同じ経験をしていなくとも、
うれしいこと楽しいことは、よりうれしくより楽しく、悲しいこと、苦しいことはわかち合えば、やわらぐ。

音楽でやっていることも、そういうことなんですね。

伊藤公一コンサート

2017-02-01 21:33:23 | コンサート
土曜日は、伊藤公一先生のコンサートでした。ピアニストは、水野久美さん。
神宮丸太町のカフェモンタージュで8時開演。
生徒のSさんと少し前に行って夕食を済ませてから行くことにしました。

地下鉄烏丸近くの伊藤園のレストラン。

水出し煎茶とゆず入りの煎茶が出て来ました。


鯛のカルパッチョ

生ハムサラダ

鰤と海老芋の天ぷら

豚肉の白味噌仕立てのお鍋

ほうじ茶のシフォンケーキ。
これに、ごはんとなめこのお味噌汁がついていました。
おいしかった。けど、2人一皿で出てくるのは、ちょっとなぁ。安かったけど。

ぶらぶら歩いて、カフェモンタージュに行きました。
着くと、開場前にも関わらず、もう何人か並んでいました。
音楽好きな店主の建てたカフェには、
細工入りのスタンウェイ。
店主のオーダーは、3年連続のゴーベール。

フルーティストの中では、大切な作曲家ですが、あまり一般には知られていない作曲家です。

今年はその最後で、3つ書いていたソナタの残り1曲。第1番。

その曲を中心にゴーベールのファンタジー、平原の夕暮れ、オリエンタル、マドリガルなど。

なかなか、こういうプログラムは、組めません。
近代フランスで、ベーム式フルートの歴史は花開きました。
その楽器の魅力を存分に引き出した作曲家ゴーベールは、これからもっと知られてもいいと思います。

やっぱり先生の演奏は素晴らしかった!