国会開会中の占拠。
閣僚たちの不正疑惑を、銃で脅して次々暴いていく。
前代未聞の内閣転覆ドラマだ。
それを実行するのが、SP 警視庁警備部警備課4係 すなわち要人警護の担当官だ。
これは裏切りともいえる。
その壮大な計画に裏幕はいるのか?
徐々に内実が明かされ、革命というよりか政権交代というべきだろう。
しかしこれを利用して、私憤が絡んでくる。
とまあ、野望編を見ていないと、よくわからないところがある。
そんな不満がたまってしまった。
それと、SPと首相の対決があまりに長く、
これがこの映画のメインだとしても、
くんずほぐれずって感じで、屋上まで上がりこんでしまう。
最初の爆薬の仕掛けから、国会の議場封鎖までの手際よさに比べて
のんびり感じられる。
たしかに、手に汗握るシーンなのだが?