ひろの映画見たまま

映画にワクワク

恋せざるを得ない女のさがを描いた西原原作の映画「パーマネント野ばら」

2011-04-10 18:02:29 | 日本映画

美容室「パーマネント野ばら」で繰り広げられる、女たちの切ない男物語だ。

これは、身につまされる女性も多いことだろう。

だが、出てくる男は、主人公なお子の彼氏以外は、すべてダメ男。

まあ、その点男にはつらい映画だが、でも惚れてくれる女がいればそれもよし。

女は惚れていてこそ幸せ。でもそうでない女も多いけどな。

原作者西原の故郷高知が舞台。

惚れる女は高知がよく似合う。

それにしても、配役の絶妙さ、主人公の菅野美穂もさりながら、

自動車事故まで起こすみっちゃんに小池栄子、

ばくちにはまりこむ男運の悪い女ともちゃんに池脇千鶴。

ほかに、いつも美容室にたむろするばばあたち。

自分の男運の悪さを憂さ晴らしするため、人の恋がめっぽう気にかかる。

ただ、そんなコメディも、後半のなお子の恋話には、泣かされる。

特に、公衆電話で、「なんでこんなにさみしいねん」と叫ぶシーンは、身につまされる。

悪い男にすぐひっかかる女性ははまるだろうね。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする