人間の条件第3部と第4部は、軍隊での生活が中心。
一度は、病院にいたが、看護婦と親しく話しているところを見つかり
前線へ。
そこには、少尉となっていた親友の影山と再会。
初年兵の教育を頼まれるが、古参兵を入れない組織にする。
しかしこれに反抗する古参兵に集団でリンチを受ける・
梶にしては珍しく、ぶちぎれるが、前線に駆り出される・
終戦、間近、ソ連の参戦により、兵力に劣る日本軍は、全滅する。
終わりに仲代が、この映画を振り返って語るが、
古参兵によるリンチは、実際に殴られ顔が腫れあがったとか、
戦車に惹かれるシーンでは、戦車が壕を踏み越えるその壕へ飛び込むという
危ないシーンもあったとか。
今では、いろんなテクニックで撮られるシーンが真面目に撮影されたそうだ。
確かに迫力満点だ。
実体験をした、作家と監督の渾身の作品だ。