おすすめ度 ☆☆☆★
アメリカの有名な映画批評サイト、Rotten Tomatoesで満足度93%という極めて高い支持を獲得したという、クロウト好みのサイコスリラー。
俳優ジョエル・エドガートンが初めて監督に挑む、同時に主演も。
シカゴからカリフォルニア州郊外に移り住んだ若い夫婦サイモン(ジェイソン・ベイトマン)とロビン(レベッカ・ホール)。
ガラス張りの瀟洒な邸宅。いかにもハイソな夫婦。
町で偶然、サイモンの高校時代の友人ゴード(エドガートン)にであう。
ゴードは、ギフト(贈り物)を持って、家にまで押しかけてくる。
ロビンは、サイモンの友人なので、気兼ねなく家へ招き入れる。
だが、突然金魚を池に放たれたり、愛犬が行方不明になったり不可思議なことが起こる。
そして後半、ゴードの意図が復讐であることがわかり、立場が逆転する。
サスペンスフルな展開は、引きずり込まれずにはいられない。
そして最後の贈り物。これは、右にも左にもとれる巧妙なネタ。
やはり役者が、持ち場をうまく表現して、スリルをあおる。
アクションとか派手さはないが、じんわりとくる恐怖だ。