おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)
シリアスドラマ好き ☆☆☆☆
新星チャーリー・プラマーが主人公チャーリーを演じ、第74回ベネチア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞した。
なんとも気の毒な境遇の少年チャーリー。幼いころ母親が家出し、頼りにしていた父親が、女のもつれで死亡。
家計を助けるため競走馬の世話をしてきたチャーリー。その馬も、年老いて使い物にならず殺処分となるところを、馬を連れて家出、荒野をさまよう。
現実は厳しく、金を盗まれ、はずみで拳銃を発射。
馬のピートも事故で亡くなり、まさに八方ふさがり。
それでも、希望を捨てずひたすら叔母を求めてさまよう。
やっと、叔母のもとへ、もう、チャーリーのことで胸がいっぱい。涙が止まらない。
だが「刑務所へ行っても受け入れてくれる」の一言は胸を打つ。
久々の感動に打ち震える。