おすすめ度 ☆☆☆
ベストセラー作家・東野圭吾の小説で、日本では山田涼介と西田敏行の共演で映画化もされた「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を、中国で再び映画化。
日本では、西田敏行が演じた雑貨店主をジャッキーチェーンが演じて話題に。
2017年の大みそか、とある女性企業家を襲撃して無人の雑貨店に逃げ込んだ3人組の孤児シャオポー、トントン、アジェ。
古びた時計の針が新年を告げると、シャッターの郵便受けから突如手紙が落ちてくる。
それは何と1993年から届いた手紙。
かつて、雑貨店店主がいろんな人の悩み事を聞いて返事を出すことで、元気づけてきた。
そして廃業した今、一日だけその手紙交換を受け付けることに。
それを三人の少年少女で、考えて手紙を出す。
そんな、SF物語。
中国人三人の俳優たちが、若々しく、3組の悩める人たちの自立物語を描いている。
日本版より、少し時間が短く、ちょっとあわただしい感じもするが、それなりの出来だ。