おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
1941年製作のディズニー・アニメの古典的名作「ダンボ」を、「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」のティム・バートン監督のメガホンで実写化したファンタジーアドベンチャー。
ティムだけあって、実に楽しいサーカス映画になっている。
サーカス団の人気者だったホルト、生まれたばかりの子象の世話役を仰せつかる。彼は一時戦争に参加、片腕を落としていた。さらに妻もなくしていた。
かれには、ミリーとジョーの二人の子供がいた。
子象は耳が大きく、普通の象と違って見えた。
ところがこの子象、空を飛ぶ特技を持っていた。
この特技のおかげで、サーカス団は人気が出るが、大きなサーカス団に、引き抜かれていきます。
親子象は引き離され、子象はさみしさをかこつ。
子供たちは、子象の飛躍力を利用して、母親象に会わせようとする。
親子物語が絡んで、ほろっとする映画。
でも、CGとはいえ、象の飛ぶ姿は素晴らしく、感動ものだ。
物語は、これだけなので、少し寂しいが楽しい映画だ。