おすすめ度 ☆☆☆
原作は、障がいを抱える若者の恋を描いた有賀リエによる恋愛漫画「パーフェクトワールド」。
インテリアデザイン会社に就職した川奈つぐみ(杉咲花)は、仕事先の飲み会で高校時代の先輩で初恋の人である鮎川樹(岩田剛典)と偶然再会する。
だが、樹は、事故で脊椎を痛め車いす生活だった。
その姿を見たつぐみは樹との恋愛を無理だと悟るが、昔と変わらないまっすぐな樹の姿にかつての感情があふれだし、樹に惹かれていく。
樹は、「自分は誰かを幸せにすることができない」との思い込みから、女性と付き合うことをあきらめていた。
心優しい樹に、惹かれていき二人は、心を通わせる。
つぐみの両親の反対、つぐみの事故を樹は助けられない。樹の手術と、難関があるが、やがて二人は、強い意志でひかれあう。
淡々とした展開に、もりあがりに欠けるが、二人の主役のやさしさに、同化していく。
ちょっと、無理筋の展開があって、あれ、と思うが、青春ラブストーリーとして一応成功している。