ひろの映画見たまま

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「愛しのアイリーン」、フィリピーナと結婚した男をめぐる愛の悲劇!

2019-04-01 17:51:09 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

愛憎ドラマ好き ☆☆☆★

新井英樹が、国際結婚した主人公を通して地方の農村が内包する問題を描いた同名漫画を実写映画化(監督吉田恵輔)。

とある寒村で、老いた両親と暮らす40過ぎの独身男、岩男。恋愛にも無縁で、最近もパチンコ店の同僚に失恋したばかり。家族と揉め、突然旅に出る。

実は、フィリピンへ嫁探しに行っていた。

そして、適当に決めたアイリーンと結婚、帰京する。

だが、母親は、まだ、近くの娘との結婚を夢見る。

そんな時、アイリーンをフィリピンパブに売り込もうとしたやくざ。

岩夫は、行きがかりでやくざを殺してしまう。

そしてラストは、アイリーンと母親の雪山への姥捨て山。

それにしても、母親を演じる木野花の鬼気あふれる演技に驚かされる。

それと、途中から気のおかしくなった岩男が、セックス狂乱症になり、だれ構わずやりまくる演技(安田顕)。

この二つで、この映画は普通に見れる映画ではない。

こういう鬼気が好きな人がいるので、なんとも言いようがない。

フィリピンからやってきたアイリーンが気の毒(現地でオーディションしたナッツ・シトイ)。



 



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