おすすめ度 ☆☆★
オカルト映画好き ☆☆☆★
PG12
映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには257件のレビューがあり、批評家支持率は89%、平均点は10点満点で8.2点となっている。
だが、淡々と話が進む前半は、やや退屈。ここで、離れると置いてきぼりにされる。
家長である祖母の死をきっかけに、さまざまな恐怖に見舞われる一家を描いたホラー。
前半のクライマックスは、妹チャーリーの死だ。
高校生の兄ピーターが親友のパーティに参加するのに、妹を連れていく。もともとこの妹容姿共に不気味で、アレルギーで苦しみだし、急遽病院へ連れていく途中、苦しいと顔を外に出し、それがもとで事故る。おかげで、妹は、首と胴体が離れ、首が道路に転がる。その不気味さは確かにすごい。その前に鳥の首を切るシーンがあるが、ショック。
後半は、まさにオカルトで、自ら机に顔を打ち付け血だらけになる兄、妻のアニーは、もともと精神異常で、オカルトに取りつかれ、夫を同行する。
アニーは、ミニチュア作家で、そのミニチュアが、本物の家とつながって、どこか不自然。いたるところに仕掛けがあって、好事家には、たまらない設計。
ラストは、オカルトの儀式で、まさに宗教がかっている。