おすすめ度 ☆★
1984年に和田誠監督で映画化された阿佐田哲也のベストセラー小説「麻雀放浪記」を、主人公が1945年から2020年にタイムスリップするという大胆なアレンジを加え、斎藤工主演&白石和彌監督で再映画化。
前作のころはまだ麻雀が盛んだったころ、時代背景が戦後まもなくの時代、娯楽のない時代。漫画でも専用の雑誌があったくらいだから、そのころのいい娯楽だったのだろう。
今作は、タイムスリップして、2020年。まさにAI時代。
映画の中で、ちゃんと麻雀の対局シーンが出てくるが、今の時代、麻雀のルールも知らない人が多いのでは、それを説明して、役がどれだけ難しいか。
で、この映画、斎藤工を主人公にして、ふんどし姿に。
PG12のエロいシーンもふんだんに。
コメディなんだけど、笑えないコメディじゃねえ。
スキャンダラスなベッキーや舛添要一、それにピエール瀧までだして、仰々しくお詫びの文。こんなことを宣伝に使ってまでも、だが、それにつられる客は、私ぐらいか。