おすすめ度 ☆☆☆★
フィンランド・ドイツ・スウェーデン合作
PG12 男の素っ裸のシーンが何回も。国民性か?
2016年・第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で作品賞を受賞
1962年夏、パン屋の息子でボクサーのオリ・マキは、世界タイトル戦でアメリカ人チャンピオンと戦うチャンスを得る。準備はすべて整い、あとは減量して集中して試合に臨むだけというタイミングで、オリはライヤに恋をしてしまう。
白黒映像は、昔のヌーベルバーク映画を思い起こさせる。
ボクシング映画だが、世界タイトルマッチまでのごちゃごちゃが続く。
マネージャーは、これで一稼ぎしようとあれこれ段取り。
だが、オリマキは、恋に溺れて、それどころではない。
でも、過酷な減量をこなし、本戦に挑む。
この映画は、試合には興味がない、ひたすらオリマキの心を追い続ける。
そしてラスト。淡々と試合をこなし、彼女のもとへ。
彼女の笑顔に満足。