ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「引っ越し大名!」、江戸時代、引っ越しが!

2020-06-09 17:33:13 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

時代劇も、変則物が受けるようになった。

本作は、江戸時代、参勤交代にとどまらず、引っ越しが藩の力を削ぐ策となった。

この映画では、藩主が大名のご機嫌を損ねて命じられたことになっている。

おまけに、禄高を下げられるという二重苦。

話によると、姫路から大分への引っ越しから、さらに東北へ二度も引っ越しさせられたみたい。

まあ事情はどうあれ、この映画、その引越しの責任者となった男の苦難の物語。

本の虫で書庫番の風采の上がらない男。

この男に、前引っ越し責任者の娘が協力することに。

いっぽうで、腕っぷしの強い幼馴染の存在も欠かせない。

星野源、高畑充希、高橋一生の好演が見もの。

策あり、そろばん勘定あり、コメディあり、立ち回りありと、なかなかの広がり。

まあ、地味な作品なのだけれど、筋で見せてくれる。

現代サラリーマンにも通じるものあり、好感が持てる。

コメント
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