おすすめ度 ☆☆☆
SFもの故、評価が分かれる作品。
「黄泉がえり」「この胸いっぱいの愛を」で知られる作家・梶尾真治によるSF小説の映画化。
「進撃の巨人」「うたの☆プリンスさまっ♪」など数々の人気アニメに出演する声優の下野紘が実写映画初主演。
「クロノス・ジョウンター」とは、時間軸圧縮理論を採用し、物質を過去に送ることの出来る放出機のこと。
住島重工の開発部門・Pフレックに勤めている吹原和彦が主人公で、クロノス・ジョウンターの開発者。
彼は、通勤途上の花屋の従業員来美子に恋をした。
ところが、花屋が爆発で焼失、彼女は焼け死んでしまう。
そこで、吹原は、開発中のタイムマシンを使って、彼女を救おうとする。
ところが、クロノス・ジョウンターは、元に戻れず、さらなる未来に戻ってしまう。
一度で、救えなかった吹原は、何度も繰り返し、未来に飛んでいくのだった。
タイムマシンと恋という、いささか突拍子もないアイデアの映画。
アイデアがいいとほめるか、描写無理があるとくさすか、人それぞれ。
まあ、確かにアイデアは買えるが。