おすすめ度 ☆☆☆☆
ローリング・ストーン誌が選ぶ「史上最も偉大な100人のシンガー」の第1位に選ばれた伝説的歌姫アレサ・フランクリンを、『ドリームガールズ』でアカデミー賞(R)助演女優賞を受賞、歌手としてもグラミー賞を制したジェニファー・ハドソンが演じ、圧巻の歌唱力と息をのむパフォーマンスで見る者を魅了する。
父親や夫の男性たちの束縛や裏切りで苦しむアレサ、ついには、アルコールに溺れるが、見事立ち直り、すべてを捨て自分の力で生きていく覚悟を決めたアレサは、ステージに立ち観客にこう語り掛ける。
「この曲を、不当に扱われているすべての人に贈ります」
ジェニファー・ハドソンの歌唱力も圧巻。
ラストには、アレサ本人の映像も挿入されている。