おすすめ度 ☆☆☆★
PG12 かなりグロいシーンがあります。
白石和彌監督が、櫛木理宇の小説「死刑にいたる病」を映画化したサイコサスペンス。
ちょっと期待外れの作品。
24件もの連続殺人の容疑で死刑が判決された殺人鬼榛村が依頼する1件の冤罪証明から動くサイコスリラー。
依頼された男雅也が、昔殺人鬼の標的になっていたという、複雑なからくり。
さらに、榛村の術にはまり、心理的に追い詰められ、殺人未遂の暴力沙汰に。
二転三転する展開。そもそも、サイコキラーは、騙すのが常道。
殺人鬼に扮する阿部サダオもうまいが、雅也を演じる岡田健史もそれに劣らず、好演。