おすすめ度 ☆☆☆★
サンマプロデュースが売りで、評価が分かれる出来。
関西弁丸出しなので、関東の人には不向きなのかも。
スタジオジブリ関係者が作っているのでテイストはジブリ。
お肉たっぷりの丸々体型だが、底抜けに明るい母、“肉子”。
そんな母とは似ても似つかない細身で、11歳ながらクールで大人びている娘、“キクりん”。
二人母子の物語。
超陽気な性格に加え、人情に厚く、涙脆い。娘の倍以上の大食漢。
そして惚れっぽい。限ってダメ男ばかりで、若い頃から苦労続き。騙され、借金の肩代わりにさせられ、妻子も。
一つの恋が終わると、別の土地へ。まるで子連れ女寅さん…?
そんな母に対し、娘キクりんは落ち着いていてしっかり者。髪型はショートでホットパンツのボーイッシュな見た目だが、可愛いと言うより綺麗な女の子。
何から何まで真逆。本当に親子…?
キクりんの成長物語でもある。
最後は、キクりんの実の母親の物語。お涙頂戴。