おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)
第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、主演のソン・ガンホが韓国人俳優初の男優賞を受賞。また、人間の内面を豊かに描いた作品に贈られるエキュメニカル審査員賞も受賞した。
「赤ちゃんポスト(ベイビー・ボックス)」は、日本でもあるが、韓国ではより利用する人が多いとか。
その赤ちゃんポストに預けられたベイビーを利用しtて、金もうけをたくらむ二人組。
要は、養子を欲しがる人を見つけ、手数料を稼ごうと。
一端赤ちゃんポストに捨てた子に未練を持つ母親と三人で養子希望者を探す。
一方、養子縁組で金の受け渡しがある現場を捕まえ、犯人逮捕をもくろむ刑事二人組。
これに養護施設から抜け出し車に乗り込んだ少年。彼らの疑似家族ロードムービーだ。(おかげで韓国のあちこちが観光できる。
生まれてこなければよかったの反語、生まれてきてよかったがこの映画のテーマ。