ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ノイズ」、小さな離れ島を舞台に事件が!

2022-07-28 20:35:35 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

筒井哲也の同名コミックの映画化。

出演者が豪華。

藤原竜也、松山ケンイチをはじめ、神木隆一郎、黒木華、渡辺大知それに永瀬正敏。余貴美子と柄本明まで。

事件も二転三転。

黒イチジクが高く評価されたことで、島には地方創生推進特別交付金5億円の支給がほぼ決まり、島民たちに希望の兆しが見えていた。

その交付金欲しさに、事件を隠ぺいするところから事件が事件を呼ぶ。

明晰な刑事によって種明かしをされるが、さらに裏があったという二重構造。

面白くなりそうなのに、不完全燃焼。

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「無法松の一生(1943)」無鉄砲だが憎めない!

2022-07-28 17:31:04 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

私的には ☆☆☆☆★

NHK BS プレミアム 鑑賞

坂東妻三郎が無法松を演じている。

後に三船敏郎主演のリメイク版があるが、この映画の阪妻は、最高だ。

1943年製作 終戦間近。検閲が厳しく、シナリオ通り描けなかったようだ。

竹馬から落ちた少年・敏雄(沢村アキオ)を助けたことがきっかけで陸軍大尉の吉岡家に出入りするが、大尉が風邪をこじらせ早逝。(沢村アキオはのちの長門裕之)

で敏雄の教育係に、夫人のよし子に頼られる。夫人を演じる園井恵子、何人かの候補ののち決まったようだが、適役。

阪妻は素晴らしい役者だ。息子の田村高広らがいるが、豪快さと喜劇性を持ち合わせ憎めないパーソナル。それがこの映画の肝。

伊丹十三の脚本、自身が撮りたかったようだが、稲垣浩にバトンタッチ。

エピソードの重なりだが、どのエピソードも含蓄があり、素敵。

心に残る作品だ。

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