おすすめ度 ☆☆☆★
NHK BS プレミアム鑑賞 1998年製作
R15+ セックスシーンがあるからか。
第71回アカデミー賞で作品賞など7部門を受賞し、ヴァイオラ役のグウィネス・パルトロウが主演女優賞、エリザベス女王役のジュディ・デンチが助演女優賞に輝いた。
若き日の文豪シェイクスピアの秘められた恋の行方を、虚実織り混ぜながら描いた恋愛歴史劇。
当時、劇場では女人禁制であった。
スランプ中のシェイクスピア。男装してきた商人の娘ヴァイオラに恋をしてしまう。
ヴァイオラにはすでに許嫁がいた。
そのなさぬ恋がシェイクスピアの制作欲を掻き立て、「ロミオとジュリエット」が出来上がる。
初演当日、演者が出られなくなり、たまたま来ていたヴァイオラが出演することになる。
「ロミオとジュリエット」の舞台と現実のロマンスがオーバーラップし、切ない恋物語に仕上がっている。
グウィネス・パルトロウの美しさが、この映画にピッタリで、盛り上げる。