ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「その消失、」、いじめとストーカー!

2022-09-27 19:45:35 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

類稀なる映像センスと独自の作風を持つ、新進気鋭の若手監督・狩野比呂。10年以上前より構想していたプロットを元に自主制作というスタイルで完成させた記念すべき長編映画デビュー作。数々の海外映画祭でも高い評価を得た。

3人の被害者から訴えられた脅迫状とフードの男という犯人によるストーカー事件を追う記憶障害を抱える刑事の話。

優秀な刑事・松井が捜査する連続ストーカー事件。だが、真相を追えば追うほど松井の周囲では不可解な出来事が――。ラストには衝撃の事実が待ち受けるサスペンス・スリラー。

真相に迫ろうとする松井を度々襲う記憶障害。事件と松井が過去に負った深い心の傷が線で結ばれた時、悲劇の幕が上がる――。

出だしから、ワンショット、ワンショット映像美みごとな短めのシーンが差し込まれる。それは記憶の断片を示すように。

今後に期待か?

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「プラトーン」、ベトナム戦争、正義とは?

2022-09-27 17:28:24 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

NHK BS プレミアム鑑賞 1986年製作 R15+

オリバー・ストーン監督が自身の従軍体験を基にベトナム戦争の実態をリアルに描き、1987年・第59回アカデミー賞で作品賞・監督賞など4部門に輝いた戦争ドラマ。

1967年。アメリカ人の青年クリスは、徴兵される若者たちの多くがマイノリティや貧困層であることに憤りを感じ、大学を中退して自らベトナム行きを志願する。

しかし、最前線の小隊「プラトーン」に配属された彼を待ち受けていたのは、想像を遥かに超える悲惨な現実だった。小隊では冷酷非情な隊長バーンズと無益な殺人を嫌う班長エリアスが対立していた。

ベトナム戦争末期。

アメリカ軍が劣勢に立たされ、次々に仲間が死んでいく。

一方で、戦争観の違いで対立する上司。二人の死が、仲間による、銃殺。

これが戦争だ。

農村での虐殺シーンがあるが、戦闘するベトナム兵は、陰で描かれ、表には出ない。

あくまで、アメリカ兵の内部対立の話だ。

 

 

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