おすすめ度 ☆☆☆
ヌーベルバーグ映画 ☆☆☆★
NHK BS プレミアム鑑賞 1959年製作 PG12
12歳の少年を主人公に描いた自伝的要素の強い作品で、第12回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞、トリュフォーは一躍“ヌーベルバーグの旗手”として知られるようになった。
学校では問題児、両親には愛されず、唯一見つかった友人と遊ぶも、タイプライターを盗んだ罪で少年院送り。
話を書くと、辛いことばかりだが、淡々としたエピソードが重なり合い、パリの風景、遊園地、映画、人形劇と多感な少年時代の数々。
映像と音楽が相まって、壮大な叙事詩。
主演のジャン=ピエール・レオの演技というか、素というか、ひきつけてやまない。