おすすめ度 ☆☆☆★
Unext 鑑賞 2019年製作 イギリス・カナダ・ハンガリー・ドイツ合作
晴れの舞台を前にして突如姿をくらました若き天才ヴァイオリニスト。果たして彼の身に何が起きたのか? T・ロスとC・オーウェンの競演による極上のミステリードラマ。
1938年。天才的なヴァイオリンの才能を持つ9歳のポーランド系ユダヤ人の少年ドヴィドルは、ロンドンに住む9歳の少年マーティンの家に預けられ、2人は実の兄弟のようにして仲良く成長。苦難の戦争の時代を経て、音楽の才能を開花させたドヴィドルだったが、1951年、彼はデビュー公演の直前に突如姿をくらましてしまう。それから35年後、マーティンはある手掛かりをつかみ、あらためてドヴィドルの消息を捜すことに。
言葉の通じ難いワルシャワで訪ね歩き、ドヴィドルの幼馴染アンナに辿り着くマーティン。アンナによるとドヴィドルは、何故か家族が強制収容所で亡くなったことを知っており、収容所の跡地に赴いて、自ら作曲した鎮魂曲をヴァイオリンで独奏したという。
失踪した理由がやや理解しずらい。