おすすめ度 ☆☆☆
ワイン好き ☆☆☆★
日本のワイン業界を牽引した麻井宇介(浅井昭吾)の意思を受け継ぎ、日本を世界の銘醸地にするために奮闘する醸造家・安蔵光弘の半生を描いたドラマ。
1995年、ワイン造りを志す安蔵光弘は東京大学大学院を卒業後、山梨県勝沼町にあるシャトーメルシャンに入社。そこで会社の大先輩である麻井宇介と出会い、その見識の高さと人柄に傾倒していく。仲間たちとワイン造りに携わる中で、のちに妻となる正子との出会いも果たした安蔵は、理想のワイン造りのため奔走。やがて正子と人生をともに歩むこととなり、フランスのボルドーへの赴任も決まるなど、順分満帆なワイン造りの道を歩む。
ほぼ実話に基づいて、浅井から安蔵へ継がれてゆくワイン醸造のバトン。これを描く。ある種、記録映画といってもよいほど。
「シグナチャー」とは、特別なワインに醸造責任者がサインを入れることを指す言葉。