おすすめ度 ☆☆★
官能映画好き ☆☆☆
日本・台湾合作 R15+
原作、小川洋子の官能小説。
台湾金門島で撮影。
海沿いの寂れたリゾート地。日本人の母親が経営するホテル・アイリスを手伝っているマリは、ある嵐の夜、階上に響き渡る女の悲鳴を聞く。
翻訳家(永瀬正敏)と17歳のマリ(陸夏)の二人がメインの映画。知的な手紙がマリの好奇心をくすぐった。部屋にはロシア語の書籍で壁面にギッシリ、落ち着いた性格かと思いきや、
レストランでは予約で揉めて怒り出す癇性も見せる。性行為はマリの手を縛り、イスに座らせ、自分の舌と指で欲望を叶えていくサディスティックで異常なもの。
何処か、エキゾチックで、エロチック。だが、あくまで普通の映画。
台湾の島の風景を活かした、美しくかつ絵画のような映像で見る者を幻惑させる、