ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ホテルアイリス」、かがみのなか、わたしとあなた、あいのはて!

2023-08-28 19:53:34 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★

官能映画好き ☆☆☆

日本・台湾合作   R15+

原作、小川洋子の官能小説。

台湾金門島で撮影。

海沿いの寂れたリゾート地。日本人の母親が経営するホテル・アイリスを手伝っているマリは、ある嵐の夜、階上に響き渡る女の悲鳴を聞く。

翻訳家(永瀬正敏)と17歳のマリ(陸夏)の二人がメインの映画。知的な手紙がマリの好奇心をくすぐった。部屋にはロシア語の書籍で壁面にギッシリ、落ち着いた性格かと思いきや、
レストランでは予約で揉めて怒り出す癇性も見せる。性行為はマリの手を縛り、イスに座らせ、自分の舌と指で欲望を叶えていくサディスティックで異常なもの。

何処か、エキゾチックで、エロチック。だが、あくまで普通の映画。

台湾の島の風景を活かした、美しくかつ絵画のような映像で見る者を幻惑させる、

 

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「グラン・ブルー グレート・ブルー完全版」、そこには、音もなく、重力もなく、悲劇もない!

2023-08-28 16:33:14 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆★

海の映画好き ☆☆☆☆

NHK BS プレミアム 鑑賞  

1988年製作  R15+  フランス・イタリア合作

リュック・ベッソン監督の出世作「グレート・ブルー」に49分の未公開場面が加えられた完全版。 169分の長尺

(大いなる青)のフランス語のタイトルは『Le Grand Bleu』。 青色のイメージは、フランスでは、「夢」や「希望」のイメージカラーです。 その意味から言えば、『グラン・ブルー』は、「大いなる夢」という意味に解釈しても間違いではない。

幼い頃からイタリア少年エンゾにライバル扱いされていたフランス少年ジャック。大人になったエンゾは、ジャックを探し出し再び勝負を挑むのだった。素潜りで深度を競うフリーダイビングにかける男たちの物語。

ジャックは、いるかとも共感する海の男。彼に惚れる女性は、結局報われることはない。そういう男を愛したのだから。

スキューバーの道具を使わず、素潜りで深度を競いあうフリーダイビングの世界記録にチャレンジする2人。それはあまりにも危険すぎる競技だった。

全編、ほぼ海を描いて、テーマは海。

海にとらわれた男の物語。

 

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