ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「LOVE LIFE」、孤独を抱いて自由になる!

2024-01-02 16:45:36 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

愛を考える映画好き ☆☆☆★

国際的に高い評価を得ている深田晃司監督が、木村文乃を主演に迎えて描く人間ドラマ。ミュージシャンの矢野顕子が1991年に発表したアルバム「LOVE LIFE」に収録された同名楽曲をモチーフに、「愛」と「人生」に向き合う夫婦の物語を描いた。

ちょっと入り組んだ家族関係。

再婚した夫・二郎と愛する息子の敬太と、日々の小さな問題を抱えながらも、かけがえのない時間を過ごしていた妙子。しかし、再婚して1年が経とうとしたある日、夫婦は悲しい出来事に襲われる。そして、悲しみに沈む妙子の前に、失踪した前の夫であり敬太の父親でもあるパクが戻ってくる。再会を機に、ろう者であるパクの身の回りの世話をするようになる妙子。一方の二郎も、以前つきあっていた女性の山崎と会っていた。悲しみの先で妙子は、ある選択をする。

人は、誰しも孤独を抱えて生きているのに気づかないふりをして平気を装っている。見て見ぬふりをしてきた「孤独」を突き付けられたとき、その孤独とどう向きあうのか。そして見えてくる、愛するとはどういうことなのかという普遍的な問いかけ。 これは、ひとりの女性をとおして「愛」について「人生」について描いた物語。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「戦場のメリークリスマス」、大島監督最大のヒット作!

2024-01-02 10:13:16 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

NHK BS プレミアム 鑑賞

大島監督のヒット作と聞いて、鑑賞したが、いささか興味薄。

戦場映画でなく、第2次世界大戦中のジャワの日本軍捕虜収容所の話。

英軍捕虜と日本軍収容所管理官の奇妙な関係を描いている。

ゲイのようでもあるが、戦時下ゆえ表現が微妙。

坂本龍一、ビートたけしと異例の配役が功を奏し、戦時下でありながら、奇妙な雰囲気。

途中腹切りや生き埋めなど、強烈な映像があるが意外と凡庸。

まあ、戦時下人間の狂気をえがいているのか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする