おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
アキ・カウリスマキ好き ☆☆☆☆
フィンランド・ドイツ合作
フィンランドの名匠アキ・カウリスマキが5年ぶりにメガホンをとり、孤独を抱えながら生きる男女が、かけがえのないパートナーを見つけようとする姿を描いたラブストーリー。
ヘルシンキ。理不尽な理由から仕事をクビになったアンサと、昼間から酒浸りのホラッパ。ある夜、ふたりはカラオケバーで出会い、互いに名前も知らないまま惹かれ合う。偶然再会できたふたりだっだが、度重なる不運と互いの事情からすれ違っていく。
背景に、ウクライナ戦争の影がちらほら。
底辺の生活を強いられている二人。
まず男はアル中から脱却しなければ。
それにしても、底辺労働者の過酷な日々。ラストの枯れ葉が切ない。
至高のラブストーリーだが、映画愛にあふれている。