ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「新源氏物語」、その美しさ限りなく、激しさ比べなし!

2024-02-09 18:52:17 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

NHK BS プレミアム 鑑賞  1961年製作

「週刊文春」連載の川口松太郎の同名小説の映画化。

NHKドラマ「光る君へ」で源氏物語がテーマになっているのにちなんで公開か?

川口小説が原作だけに、かなりドロドロした、好色物語だ。いまだ語り継がれる光源氏という女ったらしの物語。

桐壷(寿美花代)から生まれた光源氏(市川雷蔵)。桐壷は出産時に死亡。藤壺(寿美花代=2役)は母の桐壷の生き写し。当然、光源氏好みである。
しかし、光源氏は葵の上(若尾文子)と愛情のない政略結婚をして、子をもうける。同時に、藤壺にも光源氏の子供が生まれるが、藤壺は帝の女なので秘密とせざるを得ない。

次から次へと女性遍歴を重ねる光源氏が「美人はもうたくさんだ」という贅沢なセリフ。男なら一度ぐらいは言ってみたいものである。

 

 

 

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「Mr.ノーバディ」、地味な男が派手に切れる!

2024-02-09 16:37:11 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

アクション映画好き ☆☆☆★

PG12

一見してごく普通の中年男が、世の中の理不尽に怒りを爆発させて大暴れし、やがて武装集団やマフィアを相手に激しい戦いを繰り広げる姿を描いた痛快ハードボイルドアクション。

郊外にある自宅と職場の金型工場を路線バスで往復するだけの単調な毎日を送っているハッチは、地味な見た目で目立った特徴もなく、仕事は過小評価され、家庭では妻に距離を置かれて息子から尊敬されることもない。世間から見ればどこにでもいる、ごく普通の男だった。そんなハッチの家にある日、強盗が押し入る。暴力を恐れたハッチは反撃することもできず、そのことで家族からさらに失望されてしまう。あまりの理不尽さに怒りが沸々とわいていくハッチは、路線バスで出会ったチンピラたちの挑発が引き金となり、ついに堪忍袋の緒が切れる。

そこから始まるアクションシーンの切れ味がすごい。

バスの乱闘シーンや、自宅襲撃後の遺体の残像なんかは現実味があってよい。

結構やられたり泥臭く戦う感じでそれなりに楽しめる。

 

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