「コーヒー＆シガレッツ」、ゆっくりと時間が流れる！

おすすめ度　☆☆☆★

Unext　鑑賞　　2003年製作

さまざまな登場人物がコーヒーを飲み、タバコをくゆらしながら繰り広げる11のエピソードを、ジム・ジャームッシュ監督がつづったショートストーリー集。

コーヒーとタバコにまつわる11本のショート・ストーリー。ジム・ジャームッシュが18年もの長きに渡って撮りためてきたサイドワークで、アメリカの人気番組『サタデー・ナイト・ライブ』から依頼されて撮ったロベルト・ベニーニとスティーヴン・ライト出演の「コーヒー＆シガレッツ／変な出会い」から始まった。以降、長い時間の中でゆっくりとプロジェクトが進行してきた。

どれもこれも誰もかれも面白いのだが、やはりイギーとトム・ウェイツの二人がいい。やめたはずのタバコを、吸わないということを理由付けにして吸い始める二人。これはまさにロックだ。そしてラスト。イギーから「ジュークボックスに君の曲がない。」となじられて、イギーがいなくなった後ジュークボックスをあらためるトム・ウェイツの動作が笑える。

 

「アフター すべての先に」、Netflix作品！

おすすめ度　☆☆☆

傷ついた心を抱え、作家としてもスランプに陥ったハーディン。テッサとの未来を諦めきれない彼は、過去の過ちを正すためリスボンへ向かう。

ハーディンは2作目の小説を、出版社から催促されていた。しかし、ハーディンはテッサのことが忘れられず、スランプに陥っていた。

しばらくリスボンに滞在することにしたハーディン。街は美しく、気候も穏やかで、最高の環境だった。けれど、どうしても原稿は進まなくて…………。

ナタリーも魅力的なキャラ。ハーディンが少しずつ立ち直っていく姿は、尺稼ぎにしては見ごたえがあった。

ランドンとノラの結婚式で、2年ぶりに再会したハーディンとテッサ2人はまだお互いを想い合っていた。

結婚式会場だろうが、2人にとっては関係なし。そして、2人の未来を描いたエピローグ！

まあ、ラブラブ映画！