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「ペニシアさんの四季の庭」、イギリス貴族出身の女性が京都大原で庭造り

2014-07-23 17:24:30 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

お花作り、外国人日本滞在記好き ☆☆☆☆

ペニシアさんは、イギリスの貴族の出身だが、19歳で世界を放浪、そして京都大原に住みついた。

庭造り、特に花が好きで、イギリスと日本の伝統をミックスした自然の数々を発表。

彼女のことを知った、NHKが教育番組で「猫のしっぽカエルの手 京都大原ベニシアの手づくり暮らし」として、2009年、ドキュメントを製作放映。

このドキュメントを中心に、四季折々の京都大原での庭造りのエピソードを描きあげ、同時にペニシアさんの家族関係にも迫っている。

日本に来た時、英語の教師をして頑張っていたが、今の夫と知り合い、築100年以上の民家を改装、庭には100種類以上のハーブを育てている。

花に満ちた優雅な生活であるが、人並みに苦労もした。

夫は一時浮気をし、一方、山の滑落事故で生死をさまよった。

また、前夫との娘は子供を授かったが、統合失調症を患い普通の生活ができない。

そんな苦労を背景に、異国の地で、自分の生きる場を得たペニシアさん。

留学中の長男(前夫との子供)が帰ってきて、一家がそろった至福の日を迎えた。

自然派の人たちには、仲間の一人の生活が顧みられる。

京都弁が混じった話は、イーデスハンソンさんを思い起こさせる。英語の部分は字幕付き。


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